2025/08/28


「イナゴ食文化」卒論に

 イナゴ食文化を卒業論文のテーマに選んだ中央大理工学部人間総合理工学科4年、長谷川泰平さん(23)が大崎市古川沢田上地区の農家を訪れ、イナゴ捕りの様子や料理法などについて現地調査を行っている。25日には齋藤幸子さん(85)方を訪れ、高齢者3人から昭和20~30年代に学校挙げてイナゴ捕りに取り組んだ様子など話を聞いた。同学科の学生は、長谷川さんを含め3人が同地区でフィールド調査を行っており、大崎市世界農業遺産未来戦略室によると、来年2~3月、地区住民に卒業論文の研究成果を発表する機会を設ける予定という。

 

創部3年目で全国8強

 第55回全日本中学校バレーボール選手権大会(全中バレー、18~20日、長崎県諫早市など)で初の8強入りをした古川学園中女子バレーボール部が26日、大崎タイムス社を訪れ、結果を報告した。同部は、高校女子バレーボール界の強豪で知られる古川学園高へ続く中高一貫指導を目的におととし創部。東北大会(2~4日、岩手県花巻市)で初優勝を飾り、2年連続で全国への切符を手にした。全中バレーでは予選グループ戦を突破し、決勝トーナメントは初戦で山形市第三(山形県)にストレート勝ち。続く準々決勝は東京立正(東京都)と接戦を繰り広げ、惜しくも敗れたが、昨年を上回る8強入りした。また、5月から編入したモンデシ・ライニ選手(3年)=ドミニカ出身=が優秀選手に選ばれた。

 

公共交通維持へ〝生の声〟

 大崎市は9月上旬~10月中旬、鉄道やバスなど地域公共交通の将来像について話し合うワークショップを計10カ所で開く。市内在住、在勤、通学者対象に参加者募集中。各会場とも要事前登録。2026年度策定の新たな市地域公共交通計画(計画期間27~31年度)に利用者らの〝生の声〟を盛り込むことが目的。まちづくり推進課によると、市内ではJR東北線と陸羽東線、路線バス、デマンド型タクシーなど公共交通網が形成されているものの「人口減少とマイカーの普及に伴い利用者は年々減少傾向」という。陸羽東線古川-鳴子温泉間の赤字体質も浮き彫りに。一方で「地域活力維持、観光誘客、運転免許証自主返納者の移動手段など、将来にわたり持続可能な〝身近な足〟確保は不可欠」とも。「ワークショップ参加者の意見、提言を計画策定に有効活用したい」と、幅広い層へ参加を呼び掛けている。

 

防犯カメラ全校設置

 大崎市教育委員会は、市立小中学校、義務教育学校全校に防犯カメラを設置する計画を1年前倒しし、本年度中に完了させる。本年度は4校を予定したが、さらに3校追加し7校に取り付ける。ことし5月、東京都立川市の小学校に児童の母親の知人男性2人が押し入り教職員にけがを追わせた事件があったことや、登米市、栗原市の認定子ども園、小学校で侵入事件が起きていることなどを踏まえ、早期に全ての小中学校、義務教育学校で設置を完了させることにした。

 

「鍋まつり」開催日変更

 加美商工会はこのほど、さまざまな鍋の食べ比べが楽しめる「うめぇがすと鍋まつりin加美」の開催日を、従来の2月11日から12月の第1日曜に変更すると発表した。商店街の女性たちが運動会と併催し、多彩な鍋を提供したことに由来する同イベント。ことしで23回を迎え、火伏せの虎舞で知られる「初午まつり」に次ぐ、加美町の一大行事に成長。中新田地区の中央商店街「花楽小路」を会場に、以前は地元住民や店舗が出店していたが、現在は町外の店や高校なども鍋を提供し、約2万人の来場者でにぎわう。同商工会によると、開催日の変更は初めて。積雪や強風の影響で来場者の安全確保や健康面への配慮が課題となっていたほか、除雪作業や運営に必要な人出も不足していたのが理由。そこで、天候が比較的安定している12月第1日曜に改めた。

 

麦谷プロ初本塁打

 大崎中央高出身のオリックスドラフト1位ルーキー、麦谷祐介外野手(23)が26日の千葉ロッテ戦(京セラドーム大阪)でプロ初本塁打を放った。麦谷は「9番・中堅」で先発出場。4−5と1点を勝ち越された直後の延長十回裏、第5打席でロッテ横山の直球を捉え、初アーチとなる同点ソロを右翼席に運んだ。

 

「みんなでつかんだ勝利」

 少年野球全国大会「エンジョイ!軟式野球フェスティバル」(8~11日、三重県)で初優勝した大崎市古川の「大崎ジュニアドラゴン」の選手らが25日、市役所を訪れ、伊藤康志市長に全国制覇を報告した。報告会には選手23人と指導者らが訪れ、熊野充利教育長らも出席。佐々木大樹コーチ(40)は「一戦一戦ぎりぎりの戦いだった。みんなでつかみ取った優勝」と振り返り、熊谷大誠主将(金成小中6年)は「全員野球で優勝できた。優勝は応援してくれた皆さんのおかげ」と感謝した。これに対し伊藤市長は「一市民としてうれしく思うし、大崎にとっても大変な喜び」とたたえ、「日本一を誇りに、これからさらに羽ばたいてほしい」と期待した。

 

仙台大準優勝に貢献

 第5回全日本大学軟式野球選抜大会「SUMMER CUP」(18~22日、長野県)で準優勝した仙台大軟式野球部。大崎中央高野球部出身の3選手が主力として活躍した。3選手は、3年で主将兼監督を務める佐藤璃恩内野手(栗原南中出身)、3年の及川優志内野手(色麻中出身)、1年の藤倉竜也投手(古川中出身)。仙台大は、東北地区大学軟式野球春季リーグ準優勝、東北王座決定戦を制し、東北・奥羽ブロック代表として同大会への出場権を獲得した。出場は3年連続4回目。同大会には、全国の各ブロックや大学野球連盟代表29チームが出場。仙台大は、決勝で東北福祉大(東北地区大学軟式野球連盟代表)と対戦。延長十四回に及ぶ熱戦の末、5−6で惜敗した。佐藤は7番、及川は8番打者として出場。藤倉投手は先発し、4回途中で66球を投げ被安打5、失点1。同大軟式野球部は監督を置かず、学生主体でチームをつくるのが特徴。佐藤は選手として活躍しながら主将兼監督としてチームをまとめ、副主将の及川はチームのムードメーカーとして選手たちを鼓舞した。あと一歩で優勝を逃した3人は「来年こそは優勝する」とリベンジを誓っていた。