2025/08/27


駆除したザリガニ料理

 大崎市鹿島台のため池で駆除されたアメリカザリガニを使った料理が23日、JR鹿島台駅前で開かれた「鹿島台駅前マルシェ」で販売された。販売されたのはアメリカザリガニの習性を生かしてうま味を高めたボイルなど3種類で、味わった人から好評だった。アメリカザリガニは条件付特定外来生物に指定されており、国内希少野生動植物種特定第一種の淡水魚、ゼニタナゴが産卵場所とする二枚貝タガイの幼生を食べてしまう。そこで鹿島台の「シナイモツゴ郷の会」(高橋清孝理事長)は独自に開発した「連続捕獲装置」で駆除を進めている。調理販売は、ザリガニを食べてもらって数を減らすのに協力してもらおうと企画した。初の試みだった昨年は早く売り切れたことから、今回は2倍の約1000匹、15㌔分を用意。ボイルと唐揚げ、マーラー炒めの3種類を売り出した。

「五百川」全量1等米

 本年産米の検査が26日、大崎市三本木の古川農協三本木農産物検査場であった。県内農協グループでは今期初めてで、古川農協(佐々木浩治組合長)管内産極わせ種「五百川」が検査された。猛暑の影響が懸念されたが、全量が最高の1等米。主力品種の収穫が来月始まるのを控え、関係者たちは幸先の良い滑り出しに胸をなで下ろした。検査したのは、同市三本木伊賀の齊藤作郎さん(71)が18~20日に収穫した5・7㌧分。米袋から専用器具で一部取り出されたコメについて、同農協農産物検査員の齋藤俊之さんが水分量や大きさ、色味を測定器と目視で調べた。検査を終えた米袋には、1等米を示すスタンプと検査員の名が押されていった。

男子団体演武 全国1位

 大崎地方を活動拠点としている「少林寺拳法宮城美里スポーツ少年団」が、「第19回全国中学生少林寺拳法大会」(2~3日、宮崎県都城市)男子団体演武の部で1位に輝いた。設立11年にして初めての快挙。他にも男子組演武5位に入るなど躍進した。男子団体演武の部には22組が出場し、同団は設立以来の念願だった全国制覇を成し遂げた。東北勢としても初の偉業で、併せて特別賞の文部科学大臣賞を受賞。このほか男子組演武の部5位と男子単独演武の部ベスト16の成績を収めた。

 

コンサート企画20年近く

 「エコキャンドルコンサート」が23日、大崎市田尻文化センターで開かれた。コンサートを実施したのは、田尻在住の女性4人でつくるサークル「りっぷる」。13年ぶりに再結成したギターとバイオリンのユニット「Esprit(エスプリ)」が、優しい音色と独特の世界観を披露し、200人余りの観客を魅了した。「りっぷる」は代表の高橋弘美さん、三神久美さん、門間桂子さん、佐々木萬津子さんで結成。前身は主婦で構成する若妻会だった。当初は20人近く在籍していたメンバーも年々減り、趣を変えてサークルへと生まれ変わった。年1回、同センターでのコンサートを企画したり、地域の祭りやイベントへの出店などで協力したりする活動を実施。同コンサートは2005年、給食センターの廃油で作ったキャンドルの明かりの中でコンサートを開いたことをきっかけにスタートした。

 

大崎市長杯PG大会

 第8回大崎市長杯パークゴルフ大会(たじり穂波公社、田尻パークゴルフ協会主催)は23日、大崎市田尻の加護坊さくらパークゴルフ(PG)場で開かれた。男女200人余りが大会に挑み、登米、栗原市の男女で構成する「桜乃会A」が優勝を飾った。同大会は、旧市町の枠を超えて市民の交流を図ろうと、2018年に始まった。昨年から、同PG場のPRやPGに親しむ人を増やすことを目的に、市民や市に通勤する人以外にも参加枠を拡大。今回は市内や近隣市町、県外から、男子139人、女子65人の計204人が参加した。

 

美里中で防災フェス

 救急業務や医療に対する理解を深めてもらう「救急の日」(9月9日)を前に、遠田消防署は22日、「防災フェス」と題したイベントを美里町美里中で開いた。同校の1~3年生16人が心肺蘇生や応急手当ての体験を通じ、災害時に人命救助や被害拡大防止に向けてできることについて考えた。初めての試みで、近年、全国的に自然災害が多発しているのを受け、生徒たちに防災意識を高めてもらおうと企画した。救命入門と応急手当て、避難所設営の3コースを用意した。生徒たちは、出血や骨折、熱中症の症状が見られる人に対し身の回りの物を使って手当てに挑戦。右腕を骨折した人に対しては、折り畳み傘を骨折箇所に当ててネクタイ2本を巻いて固定し、サランラップで首から腕をつるした。「骨折箇所から離れた箇所をきつめに巻いてほしい」などと署員からアドバイスを受けた。

 

「釜ちゃんカード」終了

 古川商工会議所は「釜ちゃんカード」のスタンプ押印を10月31日で終了し、事業を終える。満点となったカードは1000円分の商品券と交換し、11月5日から同会議所などで引き替えを行う。「釜ちゃんカード」事業は2011年7月にスタート。加盟店で買い物、飲食をすると500円につき1個のスタンプがもらえ、60個集めると500円分の買い物ができる。事業の終了は、カードを製造していた会社が倒産したことや、開始当初約100店あった加盟店が昨年度64店まで減ったことなどが理由。代替のサービスについては、まだ決まっていない。商品券への交換は11月5日から28日まで古川商工会議所で行う。平日のみで、時間は午前10時から午後5時まで。