根元に温水散布し除草

100度近い熱湯を雑草の根元に散布し枯らす「温水除草システム」の実証実験が、大崎市古川下谷地の江合川土手下で進められている。国土交通省北上川下流河川事務所が、河川維持工事を担う土木工事業等「金原土建」(同市古川南町)の提案で始めた。路面除草での導入事例はあるが、堤防では初めてという。従来と比べ省力化、環境負荷軽減が期待できるといい、定点観測で効果を検証する。
夏モチーフの布細工展

布細工の展示会「スコーレアートギャラリー~夏の章~」が11日から、大崎市岩出山文化会館(スコーレハウス)ロビーで開かれている。夏の風物や水辺をモチーフにした色とりどりの作品約400点が並んでおり、訪れた人たちの目を引いている。13日まで。2018年に活動を始めた「布細工サークル」(後藤公子代表)の作品展で、同館での開催は2月に続き2回目。後藤代表が集めた古布などを素材に、会員9人が制作した季節の花や金魚、つるし飾り、掛け軸、押し絵などを披露した。こだわり抜いた展示方法も見どころ。アサガオは竹垣に針金のつるをはわせ、金魚やスイレンは水面を模した帯の上に配置。フジは高い場所に渡した竿から垂らして藤棚に。ほぼ全てが会員の家族による手作りという展示用の台や枠なども、作品の魅力を引き立たせている。
さながらラジオ番組
「ラジオネーム○○さん。彼女とのデート場所に悩んでいます。良いところを教えてください」「映画館や水族館とかいいですよね」「涌谷駅前はいかがでしょうか」-。涌谷町涌谷中(千坂佳織校長、生徒数324人)の生徒が8、9の両日、ラジオDJさながらの番組収録に挑戦した。同年代から寄せられた悩みに答えたり、リクエスト曲に応じたりして楽しい番組を目指している。生徒の主体性を生かした学校づくりの一環。6月に全校対象に委員会活動に関するアンケートをしたところ、昼休みに流れる校内放送について、より興味深い内容を求める意見があったことから生徒会役員が放送委員会と共に企画した。番組は15~18日のうち2日間放送する予定。
新社屋で業務開始へ
大崎市古川休塚の医薬品等販売「バイタルネット古川支店」(野澤義勝支店長、社員数26人)がこのほど支店敷地内に新築移転し、14日に新社屋で業務を始める。移転に伴い支店名を「大崎支店」に改める。新社屋は鉄骨造2階建てで、延べ床面積2785平方㍍。うち倉庫エリアが1765平方㍍を占める。外観は発祥地の蔵造りをイメージしたダークグレーと白を基調とした。玄関とエントランスの壁に設けたアルミルーバーは、江合川と北上川の流れをイメージ。登米市産玄昌石をエントランスに展示した。
三本木シニア優勝
第19回大崎市地域対抗親睦シニアソフトボール大会(大崎市ソフトボール協会主催)が6日、同市鹿島台の志田谷地野球場であり、市内各地の5チームが優勝を争った。リンク方式で各チーム2試合ずつ戦い、勝敗と失点数で順位を決めた。その結果、2勝を挙げた「三本木シニア」が優勝。三本木シニアは2試合目で最多17得点を挙げ、他を寄せ付けなかった。
コメントをお書きください