志田・陸前クラブ初

第6回大崎タイムス社杯兼2025年度古川ソフトボール協会長杯争奪春季ソフトボール大会(大崎タイムス社主催、古川ソフトボール協会主管)が22日、大崎市古川北中グラウンドで開かれた。県北部などの6チームが熱戦を繰り広げ、大崎市の志田・陸前クラブが初優勝した。出場したのは、ペイちゃんズ(美里町)、ソフトボーイズ(登米市)、Team・S(大崎市)、志田・陸前クラブ(同)、闘魂ボンバーズ(石巻市)、東松バンビーノ(東松島市)。2ブロックに分かれて予選リーグを行い、両ブロック1位チームで決勝を争った。この日の古川は真夏日の暑さとなり、イニング途中でも給水時間を設け、熱中症対策を徹底。二塁打や本塁打にベンチが沸き立つ一方、仲間の失策には「ドンマイ」と励ますなど、選手たちは和気あいあいとした雰囲気でプレーを楽しんだ。
パラ陸上 池田選手が授業

現役パラ陸上選手による特別体育授業が17日、大崎市古川第五小(児童数823人)で行われた。6年生147人が選手と共に体を動かし、障害をはじめとした人間の多様性やパラスポーツなどに理解を深めた。スポーツ庁の委託を受け、日本テレビが全国で行っているアスリート派遣事業「アスリーチ」の一環。この日はパラ陸上400㍍日本記録保持者の池田樹生選手(28)が講師を務めた。池田選手は生まれつき左手の指が3本で、右足の膝下と右腕の肘から先がない。授業の前半は体育館で講演し、義手、義足の人を見たことがないという児童たちに、生い立ちやスポーツの世界に飛び込んだきっかけ、相手を思いやる大切さを説き、生活用の義足でリフティングも披露した。後半は競走用の義足と義手を身に付け、校庭で「足が速くなる方法」を児童に伝授。動物の動きをまねた動作や両足跳び、片足跳びなどで基本を教えた後、1周200㍍のトラックで児童と対決し、池田選手1人に対し、児童は5人のリレーで挑戦。アスリートの全力疾走を目の当たりにした子どもたちは速さに歓声を上げ、大きな拍手を送っていた。
参院選 公正確保へ
7月3日公示、同20日投開票が有力視される参院選に向けて県警は23日、捜査2課と24警察署に選挙違反取締本部を立ち上げた。古川署(田久裕之署長)も同日午後、玄関前へ看板を掲げた。宮城選挙区(改選数1)には、これまで現職と新人合わせて6人が立候補を表明。「令和の米騒動」含む物価高騰や米国との関税交渉など国民生活に不安感が増す中、米どころの同署管内でも激しい舌戦が展開されそうだ。捜査2課によると、2022年の前回参院選では検挙はなく、警告7件(文書掲示違反2件、文書頒布違反5件)。今回もすでに(同日午後3時現在)ポスター掲示(文書掲示違反)に関する警告を1件出しているという。
地元産大豆でみそ造り
みそ造り教室が16日、大崎市古川宮沢地区公民館で開かれ、30人の参加者は発酵が進んでおいしく味わえる秋ごろを楽しみに、仕込み作業に熱中していた。同館事業「宮沢ふつふつ王国」の一環。地元産の大豆と米こうじを使い、風味豊かなみそを造れるとあって、リピーターも多い毎年人気の講座となっている。講師は地区内在住の岡本道子さんと永塚正子さん。ゆでた大豆をつぶし、3日かけて作ったという米こうじ、塩、大豆の煮汁を加えて混ぜるまでを指導した。仕込んだみそは各家庭に持ち帰り、置き場所にもよるが、10月ごろにおいしい白みそに仕上がるという。
飛び石防ぐ方法学ぶ
大崎市シルバー人材センターは18日、草刈り作業講習会を大崎生涯学習センター・パレットおおさきで開き、草刈り機メーカーの社員から作業中の飛び石を防ぐ方法について話を聞いた。講習会には同センターに登録し、草刈り作業を希望する高齢者48人が参加。農林業機器製造「ハスクバーナ・ゼノア」カスタマーサポートグループ東北店の滝口寿行さん(52)が講話した。滝口さんは、草刈り機による飛び石を防止するには「刈り取り位置を高めにし、刈り幅を狭くして刃の回転数を下げること」と指導。作業に適した服装などについても説明し、「木など硬いものに当たると刃が跳ね返ることがあるため、作業者同士の間隔を1・5㍍以上空けてほしい」と注意を呼び掛けた。
トウモロコシ畑の巨大迷路
トウモロコシ畑の迷路を楽しむイベント「真夏のとうもろこし巨大迷路ゴールドデント777WAKUYA」の開催(8月2~3日、涌谷町)に向け、農業者や有志でつくる実行委員会は17日、畑の一部を刈り取って迷路を作った。5回目の節目にちなみ迷路の図形を募り、県内外の3人から寄せられた5案をもとにデザインを決定。実行委員ら6人が、高さ60㌢から1㍍ほどに育ったデントコーンの畑にテープを張り、自走式草刈り機で「WE♡ワクヤ」とことしのテーマ「INFINITY∞」(無限大)の形に刈り取った。
多彩な料理味わって
色麻町の国道457号沿いの高台にある愛宕山公園内にこのほど、「ビューダイニングDen en(でんえん)」がオープンした。新鮮な地場産の野菜やエゴマ、食肉などを使用した食べ応え十分の料理からワンコインメニューまで、多彩な料理を味わえる。長年ステーキハウスとして親しまれ、昨年6月に閉店した「味彩館ふるさと」をリニューアルし開店。町は昨秋、地場産業振興施設として運営者を公募した結果、町内で酒類や食料品の販売、観光バスの運送事業などを展開している遠山商事(遠藤清市代表取締役)を採用することに決定した。
国道47号沿いで清掃活動
大崎市古川穂波の建設コンサルタント「エフワーク」は18日、本年度最初となる国道47号での清掃活動を行った。本社と仙台技術事務所の社員8人が強い日差しの下、ごみ拾いに汗を流した。道路などの環境美化に民間企業や団体が協力する国土交通省の「ボランティア・サポート・プログラム」に基づき、2010年から行っている社会貢献活動。国道47号では年3回、雑草が生い茂る時期や行楽シーズン前後など、ごみのポイ捨てが増える時期に合わせて実施している。この日は古川清水、鳴子温泉尿前の各駐車帯と、古戸前パーキングの計3カ所で活動。このうち古川清水の駐車帯では、生い茂った雑草をかき分け、持参した火ばさみで空き缶やたばこの吸い殻などを拾い集めた。
コメントをお書きください