2025/06/06


シニアチームが熱戦

 「第3回おおさきドリーム杯ママさんバレーボールシニア親善大会」(大崎市ママさんバレーボール連盟主催、大崎タイムスなど後援)は1日、タカカツアリーナ大崎(大崎市古川総合体育館)で開かれ、地元古川のONESが初優勝した。45歳以上の女性で編成するチームによる9人制の大会。健康づくりや近隣市町の女性の交流などが目的で、今回は大崎市、登米市、富谷市から7チームが出場した。開会式では、前回大会を制したBerry berry(大崎市古川)が優勝杯を返還。石越クラブ(登米市)の三浦地久子主将が選手宣誓を行い、堂々と戦い抜くことを誓った。

 

国道沿いを美しく

 大崎市古川竹ノ内・大江向親和会は1日、地元の国道4号沿いにある花壇に色鮮やかなマリーゴールドなどの花苗を植栽し、地域の環境美化に貢献した。「花いっぱい運動」の一環。竹ノ内行政区(約430世帯)と大江向行政区(約280世帯)は、25年ほど前から同じ町内会として活動していて、同運動は毎年この時期に行っている。花苗は、町内会費と国土交通省の補助金、近隣企業の協力金で購入。今回はマリーゴールド、ベゴニア、サルビアなどのほか、昨年植栽した花の種から住民が育てたコキアの計5種類、830株を用意した。

 

観光まちづくり推進

 観光まちづくりの推進に向けて大崎市は5月30日、國學院大(東京都)と「相互連携及び協力に関する基本協定」を結んだ。誘客につながる地域資源の磨き上げと掘り起こしを官学連携で取り組む。合併前の旧鳴子町時代から学びの場提供で交流があり、国内で珍しい「観光まちづくり学部」を置く國學院大にパートナーとして白羽の矢を立てた。市観光交流課によると、協定の具体的内容は▽学生の研修受け入れ▽学内での大崎市の情報発信▽教育活動と学生募集の市民周知-など。とりわけ市側は、鳴子温泉郷で立ち上げを目指す観光地域づくり法人(DMO)の充実化に期待を寄せる。

 

反社会的勢力排除誓う

 警察と行政、民間などでつくる大崎市暴力団追放対策協議会(暴追協、会長・伊藤康志市長)は2日、県大崎合同庁舎で本年度総会を開いた。席上、「恐れない」「利用しない」「金を出さない」「交際しない」の暴力団追放宣言も行い、反社会的勢力排除へ団結を誓った。県警によると、暴力団対策法施行(1992年)とその後の強化改正、県暴力団排除条例施行(2011年)に伴い県内の暴力団構成員数は減少傾向。一方で、組織に所属せず不法行為を行う「半グレ」や「匿名・流動型犯罪グループ(匿流=トクリュウ)」による特殊詐欺など、法と条例の対象外での犯罪、巧妙な活動資金稼ぎが後を絶たないという。

 

障害児通所施設に転換

 おむすび保育園(本社・栗原市一迫)は、大崎市古川の「おむすび保育園古川福沼園」を5月31日で閉園し、1日に障害児の放課後デイサービスなどを行う通所施設「アバンツァーレスポーツ宮城ふるかわ」に転換した。スポーツを通した支援事業が特徴で、利用者の募集を進めて本格的に事業を開始する。保育園園児の減少を受け、サービス利用者の増加が見込まれる障害児支援事業への移行を図った。園児全員の移転は5月中に終えたという。パートを含めた保育士7人は雇用を継続する。5月31日に大崎市へ保育園の廃止を届け、1日に児童発達支援、放課後デイサービスを行う事業所の指定を県から受けた。障害者福祉事業に取り組むゼンシン(仙台市)とフランチャイズ契約を結び、デイサービスでサッカーを取り入れた障害児支援を行う。

 

模範的施工6者たたえる

 大崎市上下水道部は5月27日、市発注水道事業・下水道事業における優良工事表彰式を開き、両事業計6者(共同企業体含む)の模範的施工をたたえた。工事成績調書の評価点数に基づき毎年実施している表彰で、2024年度施工分「優良工事施工業者」の内訳は水道3者、下水道3者。個人表彰「優良技術者」は該当者がなかった。表彰式は上下水道部庁舎(同市古川)敷地内の会議室で実施。村田啓之副市長は「施工管理や出来栄えが極めて優れ、ほかの模範」と賛辞を贈り「第2期市水道ビジョンの基本理念『未来へつなぐ おおさき恵みの水』実現には、皆さんの力が不可欠」と呼び掛けた。