手作りのドレス着てファッションショー

松山高音楽・家庭科の発表会が8日、同校で開かれ、生徒たちが1年間の授業を通して自ら作り上げたドレスやエプロンを着てのファッションショーのほか、劇や朗読など学習成果を披露した。41回目のことしのテーマは、これまでの努力が実り一人一人が輝く場となる「星瞬(せいしゅん)」。全校生徒100人のうち運営役を除く普通、家政両科の81人が、英語による朗読劇やピアノ演奏、ダンスなど13のプログラムを発表した。フィナーレを飾ったのは、被服コースで学ぶ3年生2人によるドレスファッションショー。自らデザインし縫い上げたドレスに身を包み、5㍍のランウェイをスポットライトを浴びながらしとやかに進み、約50人の観衆を魅了した。
大崎市図書館 来館者200万人達成

大崎市図書館の来館者が9日、200万人を達成した。200万人目の来館者となった仙台市宮城野区の高校教諭、石垣耕希さん(39)、真奈さん(36)夫妻の長男倫雪ちゃん(3)に花束と記念品が贈られた。同館は2017年7月に開館。多目的ホールや研修室、カフェを備えた複合施設となっている。市中心市街地復興まちづくり計画の一環で、駅から図書館への回遊性を高め、まちなか居住のにぎわいや交流を促す拠点の一つとして整備された。蔵書数は約30万冊。1日平均800~900人が利用し、多い日で3000冊近くを貸し出している。また、地域の学校との連携事業、本を通じた障害者と子育ての支援などにも取り組んでいる。
障害者の雇用推進
障害者の雇用促進を官民連携で図ろうと、県は10日、大崎市や市内企業と共に「おおさき・みやぎ障がい者雇用推進ネットワーク」を立ち上げた。亘理、利府両町に続き県内3例目、市単位では初めてで、3年間で150人の雇用を目指す。設立会議を同日、市地域交流センター・あすもで開き、市や企業、関係機関の代表ら約70人が企業の理解促進、障害者受け入れ環境整備に向けて力を合わせることを誓った。
歌と踊りで新春祝う
加美町を拠点に活動する新日本舞踊「和光流佳穂会」の新春の集いが9日、大崎市古川のアインパルラ浦島で開かれた。関係者約200人が鏡開きや舞踊、民謡などで新年を祝った。佳穂会は会員30人が所属し、チャリティー発表会や慰問ボランティア、祭り、敬老会などに幅広く活動している。開会に先立ち、昨年12月に亡くなった加美町初代町長、星明朗さんに黙とうをささげた。内藤郁子会長、星佳友子会主があいさつで会の発展に期待を込めた。2人が所属するスコップ三味線グループ「華風舞姫(はなふぶき)かみスコップ隊」も「すこっぷ三味線ワールドカップ」(昨年11月2日、岩手県北上市)で優勝したことをあらためて報告した。石山敬貴加美町長、高橋啓県議も祝辞を述べた。
産学官連携で福祉推進
涌谷町と町社会福祉協議会は8日、「町における地域福祉推進に関する包括連携協定」を東北福祉大(仙台市)と結んだ。産学官がタッグを組み、創立150年をことし迎える同大のノウハウなどを生かし、地域福祉向上に取り組む。協定は町の地域共生社会実現に向け、各自が持つ資産を活用し▽包括的な支援体制整備▽災害時の福祉支援▽地域福祉担い手の育成-を定めている。現時点では、2026年度からの第7期町地域福祉計画の策定に向け、学生と共にアンケート調査や戸別訪問による住民のニーズ把握を行う予定。
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