地域住民の作品披露

大崎市三本木の住民が手掛けた作品を紹介する「みんなの展示会」が1日、市三本木保健福祉センターふれあいホールで始まり、水彩画を中心に毛筆や写真、貼り絵などバラエティーに富んだ作品が並んでいる。2日まで。コロナ禍で児童生徒や一般住民が作品を紹介する場が減る中、三本木まちづくり協議会が発表の場を提供しようと始めた。4回目の今回は地域の園児や小中学生、一般が寄せた約200点を披露した。
勇気を出して鬼退治

2日の節分を前に、大崎市大貫幼稚園で1月31日、恒例の豆まきイベントが開かれた。ことし3月末で休園となる同園。園児7人は最後の豆まきを楽しんだ。同園は、園児たちに季節の催しを身近に感じてもらおうと、年中行事を大切にしてきた。豆まきでは、3年前から地元の有志青年団体「360°−ON−TAJIRI(サブロクオンタジリ)」がボランティアで鬼役を務め、園児たちと交流している。この日、園児たちは紙粘土などで作った鬼の面を着け、鬼が嫌うというヒイラギを持って節分クイズやゲームを楽しんだ。その後、赤鬼、青鬼が登場すると、園児たちはホール内を逃げ回り、中には迫力ある鬼に驚いて泣き出す子どもも。それでもみんなで勇気を出し、豆の代わりに新聞紙を丸めた紙ボールを果敢にぶつけて鬼を追い払った。
外国人労働者が過去最多
宮城労働局は1月31日、県内で働く外国人の雇用届け出状況を公表した。それによると、外国人労働者は昨年10月末現在1万9554人(前年同期比2968人増)、雇用する事業所は3268カ所(同396カ所増)で、いずれも届け出が義務化された2007年度以降で最多を更新。古川公共職業安定所管内では158カ所、628人で、前年同期(155カ所、603人)からいずれも微増した。
小学校でボランティア
教職を志す美里町の大学院生が、地元の不動堂小でボランティア活動に打ち込んでいる。教育現場にじかに触れ、教員への夢を一層膨らませている。同校は本年度、スクールボランティア「スマイルキッズサポーター」の受け入れを始めた。現在、地元の高齢者ら10人ほどが読み聞かせや家庭科のミシン操作補助などのサポートに当たっている。そのうちの1人が、宮城教育大大学院教育学研究科2年の鈴木千尋さん(24)=同町青生=。昨年10月から週3回、新任教員の補助や休み時間の児童の遊び相手など幅広く活動している。4月から県内の小学校教員に採用されることが決まっている鈴木さん。「生きることや学ぶことの尊さを子どもたちに伝えたい。子どもの目線を忘れず、子どもたちにとって身近な先生でありたい」と誓っている。
52人が打ち初め楽しむ
大崎市田尻の加護坊パークゴルフ(PG)場で1月28日、ことし最初の大会「睦月カップ」が開かれ、晴天の下、参加者たちは打ち初めを楽しんだ。同パークゴルフ場を運営する「たじり穂波公社」(浅野志郎代表)が主催するパスポート会員のオープンコンペ。52人(男子37人、女子15人)が参加した。競技は、「さくら」「うぐいす」両コースの36ホールで実施。参加者たちは防寒対策をしっかり行いながら、新年最初の上位入賞を目指し熱戦を展開。その結果、男女とも地元田尻の門間仁さん、川名定子さんがそれぞれ優勝した。
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