労災ゼロ2000日達成
プラスチック製品製造業、アスカカンパニー(本社・兵庫県加東市)の工場「ナレッジパーク」(加美町字雁原、社員数19人)がこのほど、労働災害ゼロ2000日間を達成し、中央労働災害防止協会の「中小企業無災害記録証制度」に基づく無災害記録証が授与された。同制度は労災ゼロを続ける社員数100人未満の中小企業から申請を受け、第一種(努力賞)から第五種(金賞)まで5段階で表彰する。申請に必要な日数は、社員数と業種によって細かく分けられている。ナレッジパークは2018年11月13日に設立し、24年9月11日で「第二種(進歩賞)」の申請条件となる労災ゼロ2000日を達成した。無災害は現在も継続している。
インフル休診で急減も
県は10日、ことし第1週(12月30日~1月5日)の感染症発生動向調査週報を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、インフルエンザで合わせて183人の感染が報告された。前の週の3分の1ほどに急減したが、年末年始で医療機関が休診していたためとみられ、実態はさらに広まっている恐れがある。圏域ごとの定点医療機関で診断されたインフルエンザ感染者報告数は▽石巻298人(同29・8人)▽仙南163人(同23・29人)▽大崎183人(同18・3人)▽塩釜281人(同17・56人)▽仙台市552人(同12・55人)▽気仙沼42人(同10・5人)。全圏域で前の週を大きく下回り、県全体は64・8%減の1519人(同16・69人)だった。年代別では、20歳未満で51・6%を占めた。
小正月の「どんと祭」
正月飾りや古神札をたき上げたご神火にあたり、ことし1年の無病息災や家内安全、商売繁盛を願う小正月行事「どんと祭」が大崎地方でも14日夜を中心に行われる。地域によっては裸参りや餅まきもあり、にぎわいを見せる。仙台管区気象台によると、14日の県内の天気は東部が曇り時々晴れ、西部は曇り一時雨か雪の見込み。
障害者雇用が過去最高
宮城労働局は12月26日、県内の障害者雇用状況を6月1日現在でまとめ公表した。それによると、民間企業での雇用数、雇用率はいずれも過去最高を更新したが、雇用率は2・39%にとどまり、法定雇用率と全国平均のいずれにも届かなかった。法定雇用率を達成した企業の割合も全体の半数割れ。公的機関55機関のうち22機関は法定雇用率を達成できなかった。民間企業(従業員40人以上)1724社で雇われている障害者は7032人で、前年同期と比べ279・5人増えた。増加は15年連続。障害の部位別では▽身体3942人(前年比1%増)▽知的1707人(同1・5%増)▽精神1383人(同18・6%増)-で、精神障害者の伸び率が大きかった。雇用率は前年比0・1㌽上昇したが、全国平均(2・41%)を下回り、全国39位だった。
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