活性化貢献賞に4団体
大崎市が郷土発展や社会貢献活動に取り組む個人や団体を顕彰する「第17回宝の都(くに)・活性化貢献賞」贈呈式と、恒例の新春講演会が6日、アインパルラ浦島で開かれた。活性化貢献賞は4団体が対象に。小泉、福浦、宮沢(いずれも同市古川)と荻埣(美里町)各地区の頭文字を団体名とする「K・F・M・O檜」は住民有志が自治体の枠組みを超えて交流し、新たなイベント創出に貢献。「南原穴堰水利組合」(同市鳴子温泉)は世界かんがい施設遺産に登録された穴堰の維持管理を担う。「沼部ふるさと委員会」(同市田尻)は通学路での見守りや地域行事運営の実行部隊として積極的に活動。「大貫衆十壱組」(同市田尻)は「かんぼやま夏祭り」開催運営を中心に住民主体の地域課題解決を目指している。
書道準師範試験に合格
古川学園高普通科進学コースの小澤華奈さん(2年)と髙橋咲耶さん(1年)がこのほど、書道団体「宮城野書人会」(本部・仙台市)の準師範認定試験に合格した。2人が通う書道教室「書游会」(大崎市古川稲葉)から高校生が準師範資格を取得したのは約8年ぶり。準師範試験は5段から受験資格が与えられ、楷書や行書、草書、かな、細字など8教科それぞれ78点以上の審査で合格となる。試験前に本部へ課題を提出し、添削を受けてから試験に臨む人がほとんどだが、2人は学業優先のため添削なしで試験を受け、見事合格を果たした。
〝三重苦〟で人口減続く
県はこのほど、推計人口年報(昨年10月1日時点)を発表した。県全体の人口は224万7139人で、前年から1万6413人(0・73%)減り、10年連続で減少。増えたのは富谷市と名取市だけだった。県北部は高齢化に伴う「死亡率上昇」、少子化による「出生率低下」、転入よりも転出が多い「社会減」の三重苦で人口減が続いている。
冬休み明け児童生徒登校
大崎地方の小中学校は8日、冬季休業が明けた。15日間の休みを思い思いに過ごした児童生徒が続々と登校し、久しぶりに再会したクラスメートと思い出話に花を咲かせていた。大崎市古川第一小(児童数496人)はオンラインで全校集会を開き、齋藤卓也校長が「1年の始まりは(学年の)まとめの時期。心も体もたくましくなって進級、進学できるよう、みんなで頑張っていきましょう」と児童たちを励ました。2年1組では子どもたちが宿題を提出した後、教室で年末年始の思い出を発表。「神社でたこ揚げをした」「三が日は熱が出て寝込んでしまった」「おばあちゃんの家に行ってお年玉をもらった」など、印象的だった出来事を振り返った。
生歌、生演奏に盛り上がる
ささ結(むすび)イメージソングでおなじみのボーカリストMIKAさんらプロ音楽家によるジャズコンサートが12月21日、大崎市地域交流センター・あすもであり、生歌と生演奏で客席を盛り上げた。二村希一さんの軽快なピアノ演奏、香川裕史さんが弾く重厚でどこか温かみを感じさせるウッドベースに乗せて、MIKAさんがジャズの名ナンバー、冬らしいクリスマスソングなどを次々披露。途中から賛助出演のコーラス団体も加わり、会場いっぱいに美しいハーモニーが響いた。
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