〝安全安心なまち〟へ
「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」（21～30日）に先立つ20日朝、大崎市と警察、交通ボランティア団体らによる合同出動式が市役所本庁舎であり、地域一丸での〝安全安心なまちづくり〟を誓った。出動式で、伊藤康志市長（＝市交通安全推進協議会長）は「市民と市を訪れる人々が事故の当事者にならないよう、皆さんと一体的な活動で意識浸透、実践を呼び掛けていく」、高橋誠古川署長は「交通安全は茶の間から。外出の際は家族で互いに『気をつけて』と声掛けし合ってほしい」とそれぞれあいさつ。高橋正治交通指導隊長が出動申告し、取り組みをスタートさせた。式終了後、庁舎前から警察車両と交通安全指導車が次々パトロールに出動。あいにくの雨模様で街頭啓発活動は中止されたものの、参加者たちは行き交う通勤通学者を傘や雨具姿で見守っていた。
世界アルツハイマーデー関連行事
９月21日は「世界アルツハイマーデー」。認知症啓発を狙いに「国際アルツハイマー病協会」と世界保健機関が１９９４年に定め、ことしで30年を迎えた。美里町小牛田図書館ではこの日を含む「アルツハイマー月間（認知症月間）」（９月）に合わせ、認知症予防や情報交換などの催しが開かれる。認知症の概要や予防のほか、家族が当事者になった際に役立つ書籍１００点ほどをカウンター前にまとめた。認知症になりにくい生活習慣や脳の〝若返り〟を図るための筋力トレーニング、落ち着いて当事者と接する方法などについて紹介している本が並ぶ。同町北浦のグループーホーム「よつば荘」の入居者９人（80～90歳代）が作った作品を展示。入居者が「脳トレ」として活用している文字合わせゲームもある。
秋季高校野球県大会が開幕
第77回秋季東北地区高校野球県大会は19日、石巻市民球場などで開幕した。この日は１回戦５試合を行い、県北部勢は古川が２−６で石巻西に敗れた。古川は一回二死二塁の好機に、４番千葉惟が右越え三塁打を放ち１点を先制したが、その裏に追いつかれた。四回に１点を勝ち越されると、五回には石巻西５番加藤にランニング満塁本塁打を許し、リードを広げられた。５点を追う六回、３番千葉光が右翼線三塁打で出塁すると、５番伊藤玲の適時打で１点をもぎ取り意地を見せたが、その後は無得点に抑えられた。
女神や天使 色彩豊かに
女神や天使を色彩豊かに描いたデジタルイラストの展示会が美里町総合案内所（ＪＲ小牛田駅構内）で開かれている。出展者は、15年以上にわたり創作に打ち込んでいるカラー講師の早坂美名子さん（73）＝同町化粧坂＝と多真美さん（41）親子。23日まで。早坂さんが制作を始めたのは２００８年ごろ、パソコンソフトで自らの講座案内書の自作に乗り出したのがきっかけだった。漠然と体で感じる感覚を表す用語「フェルトセンス」にちなみ、「フェルトセンスアート」と呼んでいる。
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