バイク事故 再発防げ
大崎市内でバイクが絡む交通死亡事故が相次いだことを受け、古川署は自動二輪を使う事業者の安全指導に乗り出した。「夏の交通事故防止運動」(21日~8月20日)期間を中心に指導取り締まりも強化していく構え。18日には古川郵便局(古川駅前大通)で配達員対象の安全運転講習を実施。署員が講師役となり①法定速度順守②体調管理③安全装備装着-の基本徹底を求めた上で「夏は二輪、四輪問わず運転者が注意散漫状態に陥りやすい季節。特にライダーは生身のため、もらい事故や転倒で重大事故化する恐れがあり十分注意を」と。「間もなく子どもたちの夏休み。住宅街での配達時は飛び出しに気を付けて」とも呼び掛けた。
宿題も頑張るぞ
大崎地方のほとんどの小中学校は19日、夏休み前最後の登校日を迎えた。大崎市内の小学校では、児童たちが約1カ月間の休暇を充実した日々にしようと、予定などを語り合っていた。古川北小(児童数313人)は体育館で全校朝会を開いた。齋藤竜一校長は「3カ月間で心、頭、体が大きく成長し、立派になった」と児童たちを褒め、夏休みに向けて「熱中症や水、火、人、車に気を付け、元気に過ごして」と呼び掛けた。また、米国カリフォルニア州から6月に帰省し、同校へ体験入学していた岡田メロディさん(9)、ルーク君(8)のお別れ会を開催。メロディさんは「給食のカレーがおいしかった。勉強は漢字が難しかったけど、みんなが優しくしてくれた」とお礼を述べた。
インターハイ21日開幕
全国高校総合体育大会(インターハイ)「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」は21日から8月20日まで、福岡県など九州北部4県を主会場に開かれ、3万5000人余りの選手が30競技で熱戦を繰り広げる。宮城県北部からは9競技に計85人が出場する(水泳競技は未確定)。大会は福岡、佐賀、長崎、大分のほか、北海道(サッカー女子)、福島(サッカー男子)、和歌山(ヨット)で実施。総合開会式は27日、久留米アリーナ(福岡県立久留米スポーツセンター体育館)で行われる。期間中は全競技がインターネットスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」の「インハイTV」で生中継される。もう一つのインターハイ「全国高校定時制通信制体育大会」(通称・定通大会)は22日から東京都などで開かれ、県北部から陸上競技と柔道競技に計6人が出場する。
「新庄まつり」へ来場を
山形県新庄市の伝統行事「新庄まつり」が8月24~26日の3日間、同市中心部で開かれる。実行委は「お隣宮城からもぜひ来場を。駅へのアクセスは陸羽東線が便利」とPR。今月1日から有料観覧席券を販売している。国重要無形民俗文化財であり、2016年には同県初のユネスコ無形文化遺産に。「南総里見八犬伝」「源平盛衰記」など歌舞伎や物語の名場面をかたどった豪華絢爛な山車(やたい)が代名詞。制作を担うのは地区有志でつくる「若連」で、今夏は全20若連が24日「宵まつり」、25日「本まつり」で山車を出す。
あ・ら・伊達な道の駅 満足率唯一の80%台
旅行情報誌「じゃらん」を発行するリクルート(東京)は17日、全国の道の駅グランプリ2024を発表した。前年2位だった「あ・ら・伊達な道の駅」(大崎市岩出山池月)が3年ぶりにトップを奪還。単独最多となる3度目の栄冠に輝いた。北海道と沖縄県を含む全国1213の道の駅が対象。4月に47都道府県の20~50代の男女4221人にアンケート調査を行い、直近3年間で利用した道の駅と、満足した道の駅3カ所を選んでもらった。あ・ら・伊達な道の駅は利用経験者249人のうち202人が満足した道の駅に回答。満足率は81・1%に上り、2年連続グランプリだった2位道の駅川場田園プラザ(群馬県川場村)の76・4%に5㌽近く差をつけた。道の駅グランプリはことしで5回目。あ・ら・伊達な道の駅は20年、21年と連続でグランプリに輝いたが、22年は3位、23年も2位だった。
動物鮮やかに生き生きと
大崎市古川北町在住の画家作藤瑠美さんの個展「どうぶつのにわ」が、同市古川七日町の「しあわせ美じゅつ店」で開かれている。イヌやヒツジが巧みな色遣いで描かれており、訪れた人を和ませている。21日まで。作藤さんは仙台市出身。創形美術学校(東京)ファインアート科で絵画を学び、仏国パリにも派遣された。仙台市内の美術館や喫茶店などに作品を展示していたが、昨年5月に大崎市に転居。感覚ミュージアム(岩出山)で10月に開かれたアートフリーマーケットで関係者の目に留まり、同市では初となる個展につながった。
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