大崎地区中総体 古川 団体4種目制す
第1回大崎地区中学校総合体育大会(大崎地区中学校体育連盟主催)が5月25、26の両日、大崎地方各会場で開かれ、1市4町の計20校が11競技で熱戦を展開した。柔道男女とソフトテニス女子では、昨年度の大崎市中学校総体から参加が解禁されたクラブチームの選手が好成績を残した。柔道では大崎柔道クラブ(大崎市古川)が男子団体を制し、個人戦でも男女合わせて6人が優勝した。団体戦は古川が最多の4種目を制覇。軟式野球は岩出山がブロック優勝し、2年連続で県大会への切符を手にした。県中学校総体は7月21~24日に行われる予定。
サツキ盆栽56点
岩出山盆栽愛好会(山口充博会長、会員数23人)の「さつき展示会」が、大崎市岩出山公民館(スコーレハウス)で開かれている。満開のサツキ盆栽など会員が手塩に掛けた56点が、訪れた人の目を引いている。9日まで。同会は創立54年目で、現在、市内に住む40~90代の会員が所属。早咲き、遅咲きがあるサツキの開花を展示会に合わせるため、会員たちは1年かけて温度や水の管理、剪定に取り組んでいる。ことしは暖冬などの影響で開花時期の調整が特に難しかったといい、満開にこぎ着けたのは出展作品の半分ほど。このうち加藤剛郎さんの「旭の泉」は高さ約80㌢の大作で、白い花弁に筆で引いたようなピンクの線がある花が枝一面に咲き誇っている。
宿泊税 反対意見相次ぐ
宿泊税導入に向けて県は6日、大崎市鳴子公民館で宿泊事業者との意見交換会を開いた。導入の必要性を主張する県側に対し、業者側からは入湯税、消費税との「3重課税」が客の負担増になるとして反対意見が相次いだ。鳴子温泉郷(鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉)の旅館、ホテル経営者ら約30人が出席。冒頭、県経済商工観光部の担当者が1人1泊300円を課す制度設計を説明。充当施策について①観光産業の体制強化②魅力あふれる観光コンテンツ創出③受け入れ環境の整備④効果的な情報発信−の4点を挙げた。作並(仙台市)、遠刈田(蔵王町)など県内各地の事業者団体と足並みを合わせ、県側に導入反対の要望書を突き付けた経緯がある事業者たち。意見交換でも、発言者全員が「反対」で口をそろえた。
議員定数2削減し15に
加美町議会は定例会最終日の7日、議員定数を現行の17から15に削減し、議員報酬を4万円程度増額する議員発議の条例改正案を全会一致で可決した。来年4月の改選期から適用する。条例改正案は、議員全員でつくる議会改革推進協議会(が2021年4月から検討。町民との意見交換会や研修会、会議を30回近く重ね、町民の意見や要望も踏まえながら慎重に進めてきた。議員定数は人口減少や財政状況、類似自治体と比較検討するなどして定数2減の15に決定。
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