2024/6/7


「古空会」全国大会に7人出場へ

 県空手連盟「古空会」(大崎市古川、須江宏信代表)に所属する大崎市古川の小中学生7人が、先月行われた全日本少年少女空手道選手権大会、全国中学生空手道選手権大会の県予選で1位、2位となり、全国への切符を手にした。全国大会は8月に小学生が東京都、中学生は大阪市でそれぞれ開かれる。選手たちは上位進出をと、練習に励んでいる。予選会は県小学生空手道選手権大会、県中学生空手道選手権大会を兼ねて開かれた。

和太鼓2台を寄贈

 大崎市古川の鉄道工事、古川興業の橋政美会長はこのほど、同社がある地元の古川北小に和太鼓2台を寄贈した。太鼓は5月18日に開かれた運動会の演技種目で披露された。同校は、統合前の旧長岡小が伝承してきた「長岡太鼓」の伝統を「北小太鼓」として受け継ぎ、秋の学習発表会「よつばっこ発表会」で披露している。しかし、14台ある長胴太鼓の一部は老朽化が進んだことから、子どもたちが演奏できるチャンスを増やすため台数を増やしたい意向だったが、予算の関係で購入が見送られていたという。こうしたことから橋会長が寄贈することにした。

〝世界一の大俵〟パレード

 1万5000人もの人出でにぎわう美里町南郷地域最大の祭り「活き生き田園フェスティバル」が8、9の両日、同地域中心部を中心に開かれる。「自称・世界一の大俵」を率いるパレードや「長ぐつ飛ばし大会」のほか、県北部ではことし初とみられる大規模な花火大会など米どころならではの催しがめじろ押しだ。消費者との交流などを通して町民総出でまちおこしを図ろうと、町物産観光協会や遠田商工会などの農商工団体を中心につくる実行委員会が主催。大崎タイムスなど後援。ことし35回目を迎える。

 

観光スポットなど式場に

 加美町の観光スポットや宿泊施設などを会場にしたウェディングプラン「加美町ウェディング&レストラン」が10月から、総合結婚情報誌ゼクシィに掲載され、販売開始される。これまでの結婚式の概念を変える「地域」と「ウェディング」のコラボレーションは県北部初の試みといい、関係者は結婚式の新たなモデルケースにと期待している。プロモーション写真の撮影が3日にあり、木造の旧小学校校舎を改修した宿泊研修施設「中新田交流センター」や薬莱神社、披露宴会場にセッティングしたぶな林などで、和装や洋装に身を包んだモデルの撮影が行われた。

 

コロナ大崎で1・5倍

 県は6日、第22週(5月27日~6月2日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて44人の感染が報告された。前の週から1・5倍に増え、県全体も前の週を上回った。圏域ごとの新型コロナ報告数は▽塩釜72人(1定点医療機関当たり4・5人)▽大崎44人(同4・4人)▽仙南23人(同3・29人)▽気仙沼13人(同3・25人)▽仙台市126人(同2・86人)▽石巻26人(同2・6人)。大崎、塩釜、仙台市、仙南で前の週を上回り、県全体は34・5%増の304人(同3・34人)だった。