2024/5/24


飲酒運転根絶へ県民大会

 第16回県飲酒運転根絶県民大会(県、県警本部、加美町主催)が22日、加美町中新田バッハホールで開かれた。19年前、酒を飲んだドライバーが起こした事故で生徒が犠牲になった仙台育英高の生徒代表が飲酒運転根絶を訴え、「酒飲み運転追放3ない運動」の徹底に取り組むとする大会宣言を行った。2005年5月22日、多賀城市で、ウオークラリーをしていた仙台育英高生徒の列に飲酒運転の車が突っ込み、3人が亡くなった。この事故を契機として08年に施行された条例で、5月22日が「飲酒運転根絶の日」と定められ、県内各地持ち回りで県民大会を開いている。

雪解け水育んだワラビ

 加美郡の名を冠し「加美富士」と呼ばれ親しまれている薬莱山の雪解け水が育んだワラビのもぎ取り体験が21日、加美町の「ワラビもぎとり園」で始まった。初日は県内外から訪れた人たちが、豊かな自然の中で旬の山菜採りを楽しんだ。同町のほぼ中央にある薬莱山(標高553メートル)は、火山活動によって水の流れが複雑化した。町有地の山中にある同園のワラビは豊かな水環境により育まれ、もぎ取り体験は30年以上前から続けられている。体験は4回シリーズで、広さ200平方メートルの園内のうち指定するエリア3カ所で実施。主催する町振興公社によると、ことしは雪解け水が少ない上、4月後半までワラビの成長が遅く懸念していたが、5月に高温が続いたこともあって成長が進んだという。もぎ取りは完全予約制で、ことしは約70人の申し込みがあり、初回は24人が参加。

「金」宮城から9点

 酒類総合研究所(広島県広島市)は22日、2023酒造年度(23年7月~24年6月)の全国新酒鑑評会で金賞に選ばれた日本酒195点をインターネットで公表した。都道府県別最多は兵庫県の19点で、次いで福島県18点、山形県14点。本県は大崎地方の「わしが國」(加美町・山和酒造店)、「黄金澤」(美里町・川敬酒造店)を含め計9点だった。製造技術と品質向上を目的に毎年実施されている鑑評会。今回出品された828点のうち195点が金賞に輝いた。

 

古川学園4強ならず

 第71回春季東北地区高校野球県大会は5日目の22日、準々決勝4試合を石巻市民球場などで行った。第2シードの古川学園は0−1で東北学院榴ケ岡に惜敗し、東北大会(6月14~18日、宮城県)出場を逃した。両チーム無得点のまま迎えた九回、榴ケ岡は二死二、三塁で7番鈴木の遊適時内野安打で1点を先制、均衡を破った。古川学園はその裏、四球や4番菊地のバントヒットなどで一死満塁の好機をつくったが、5番加藤の内野ゴロが併殺となり試合終了、あと一歩及ばなかった。

 

田植えで農家と交流

 大崎市田尻の農事組合法人ハイソフトたじりと東北福祉大の学生による田植え交流会が19日、同市田尻通木の水田で行われた。新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの実施で、農作業を通じて農家と学生が親睦を深めた。17年前から続く取り組み。農村における家族社会を研究している同大社会福祉学科の松本祥子教授は学生のころから同地域で活動していて、教授になってからも松本ゼミのフィールドワークとして年1回、学生と共に訪れている。この日は、ゼミで学ぶ2~4年生約50人が参加。学生たちははだしで広さ20アールの田んぼに入ると、横一列に並び、組合員から指導を受けながら作業開始。あぜ道にいる組合員が苗の束を投げ、キャッチした学生は苗を数本ずつ取って丁寧に手植えしていった。中には泥に足を取られて思うように動けない学生もおり、明るい笑い声が響いていた。

 

コロナ2週連続で増加

 県は23日、第20週(13~19日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて44人の感染が報告された。前の週からほぼ横ばいで、県全体は2週連続で増えた。圏域ごとの新型コロナ感染者の報告数は▽気仙沼23人(1定点医療機関当たり7・67人)▽大崎44人(同4・4人)▽石巻38人(同3・8人)▽塩釜60人(同3・75人)▽仙南21人(同3人)▽仙台市119人(同2・70人)。石巻と塩釜、仙台市で前の週から増え、県全体は14・7%多い305人(同3・39人)だった。