2024/5/17


労災ゼロ500日達成

 500日間にわたり労働災害を起こさなかったとして、加美町孫沢のプラスチック製品製造「アスカカンパニー東北工場」が「無災害記録証」を中央労働災害防止協会から受けた。同社はさらなる記録更新を誓っている。記録証授与制度は、中小企業が安全衛生活動に取り組む際の目標にしてもらうのが狙い。従業員数(10~99人)と業種、無災害記録日数に応じ第一種(努力賞)から第五種(金賞)まで5段階ある。授与は毎月あり、4月1日付の対象は全国17事業場。宮城労働基準協会古川支部管内(大崎地方、黒川郡)からは1年1カ月ぶりの授与となった。

昨年産の「稀世」発売

 涌谷町出身の声優、歌手の安野希世乃さんがプロデュースした昨年産純米大吟醸「稀世」が12日、町内で発売された。お披露目イベントが同日、同町わくや天平の湯で開かれ、町観光大使「黄金大使」でもある安野さんが「やわらかい仕上がりで、とても飲みやすい。日本酒に慣れ親しんでいない人にも胸を張ってお勧めできる」とPRした。

コロナ10週ぶりに増加

 県は16日、第19週(6~12日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて45人の感染が報告された。前の週から15・4%増加。県全体も10週ぶりに増加に転じた。圏域ごとの新型コロナ感染者の報告数は▽気仙沼33人(1定点医療機関当たり11人)▽仙南33人(同4・71人)▽大崎45人(同4・5人)▽石巻33人(同3・3人)▽塩釜35人(同2・19人)▽仙台市87人(同1・98人)。大崎、塩釜、気仙沼、仙台市で前の週から増え、県全体は12・7%多い266人(同2・96人)だった。