2024/5/15


370人がプレー満喫

 第28回パークゴルフ全国交流大会「さくらカップ」(大崎市、大崎市田尻パークゴルフ協会主催、大崎タイムスなど後援)が11、12の両日、同市田尻の加護坊パークゴルフ場で開かれた。全国から集まった約370人の選手が各コースに挑み、ボールを打つ軽快な音を響かせた。パークゴルフの普及と愛好者の交流を目的に、日本パークゴルフ協会加盟団体登録者を対象に実施している大会。4人一組の92チームに分かれた選手たちは早速、プレー開始。自然の地形を生かした同パークゴルフ場は、難度レベルが全国屈指の名門コース。傾斜や切り株などに苦戦しながらも、仲間と声を掛け合ってプレーを楽しんでいた。

「あ・ら・伊達な道の駅」23周年

 「あ・ら・伊達な道の駅」の開業23周年を記念する創業祭が17~26日の10日間、大崎市岩出山池月の同道の駅で初めて開かれる。メインイベントは、姉妹都市1都区4市町のご当地商品を産直コーナーや屋外フードコートなど施設内各所で買えるフェア。特別記念切符の配布や屋外ステージショーなど多彩な催しも行われる。2001年4月、地元農産物や食品の販売拠点として旧一栗中跡地に開業。姉妹都市の縁を生かして製菓メーカー・ロイズコンフェクト(本社・北海道当別町)の常設店を道外で初めて設けたほか、屋外フードコートやレストラン、手作り総菜といった多彩なコーナーを展開している。創業祭の姉妹都市フェアには、北海道当別町、山形県酒田市、東京都台東区、富山県黒部市、愛媛県宇和島市の特産品やグルメが勢ぞろい。台東区の伝統工芸品「ガラスペン」(税込み1万7600円~)、宇和島市のじゃこ天(同180円)、じゃこカツ(同350円)などが並ぶ。

大崎市人口 前月比147人減少

 大崎市がまとめた今月1日現在の市人口は12万2936人(男6万556人、女6万2380人)で、前月より147人減った。一方で世帯数は5万3086世帯となり68世帯増。数字はいずれも外国人(世帯)含む。口動態は、自然増減が出生54人(男34人、女20人)に対し死亡148人(男76人、女72人)で差し引き94人減。転出入に伴う社会増減は転入478人に対し転出531人で53人減の転出超過。

 

大崎市議会 新議長に後藤氏

 大崎市議会は13日、臨時会を開き、2年交代の申し合わせによる正副議長辞職に伴い、新たな議長に後藤錦信氏(73)=新生会=、副議長に鎌内つぎ子氏(68)=日本共産党大崎市議会議員団=をそれぞれ選出した。女性が副議長に就くのは同市議会史上初めて。第10代議長に就いた後藤氏は旧鳴子町議出身で大崎市議として連続5期、2020~21年に副議長。所信表明で「公平公正な議会運営に努め、市長とも是々非々の立場で職責を果たす」と語った。鎌内氏は旧古川市議出身で大崎市議に連続5期。「女性がもっと政治に参画し、女性目線で多様な意見を反映できる議会にしていきたい」と抱負を述べた。