「温州みかん」いかが
大崎市の姉妹都市、愛媛県宇和島市の特産品が並ぶ「えひめ宇和島みかんフェア」が岩出山のあ・ら・伊達な道の駅で開かれている。訪れた観光客らは甘いみかんジュースを堪能し、箱入りの温州ミカンを次々と購入していた。17日まで。2018年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた宇和島市を支援しようと、同道の駅を運営する池月道の駅が主催し、同年から毎年この時期に開催。6回目となる今回は宇和島市の13業者が参加。9日のオープニングセレモニーには岡原文彰市長が出席し、率先して特産品をセールスした。また、ミカン農家「山内ファーム」による対面販売や、世界マーマレード大会プロの部で金賞を受賞した「シトラスライン」の手作りジャム試食などを実施。愛媛県の都市伝説を再現した「蛇口からみかんジュース」は9、10の両日行われ、蛇口から出てくる果汁100%のジュースを約400人が味わった。
全国レベルの演奏披露
全国大会で好成績を残している古川学園高吹奏楽部が6日、大崎市古川北小(児童数338人)で演奏会を開いた。楽器の名前を当てるクイズや指揮者体験なども行い、児童や保護者を楽しませた。全国レベルの演奏を通して楽器や音楽に興味、関心を持ってもらおうと、同小PTAが同部に依頼し実現した。この日は部員約70人が小学校の体育館で午前9時からリハーサルを行い、演奏会は午後1時にスタート。ディズニーメドレーやクリスマスにちなんだ「すてきなホリデイ」など9曲を演奏した。また5、6年生の代表4人が2人ずつ指揮台に立ち、実際に演奏の指揮を体験。5年生が指揮棒を振るったのは古川北小校歌。児童全員も立ち、元気な歌声を響かせた。
子どもとより良い関係に
大崎市田尻小PTAの研修会が1日、同校で開かれた。子どもとのコミュニケーションについて保護者ら約100人が講師の話に耳を傾けたほか、話し合いを通して悩みを共有した。親子間のより良い関係を築くヒントをつかんでもらうのが狙い。親業訓練インストラクターで、市家庭教育支援チームおおさきの波多野ゆか代表(同市古川)ら10人が各教室をオンラインで結んで講話したほか、参加者がグループワークを通じ悩みを打ち明けた。波多野代表は「親の関わり方で子どものやる気や思いやりの心、考える力が育つ」と強調。コミュニケーションの三本柱として▽子どもの話を聞く▽親の思いを話す▽話し合いで対立を解く−を挙げ、あいさつやアイコンタクトの大切さを訴えた。
1年間の練習成果発表
大崎市古川台町にある音楽教室「ハーモニーフォレスト」は3日、大崎生涯学習センター・パレットおおさきでコンサートを開き、ドラムや声楽、ミュージカルなど8コースの生徒たちが発表した。生徒たちが1年間の練習成果を披露する恒例のコンサート。4部構成で50人余りが出演し、スタッフも音響技師などの資格を取得した生徒たちが務めた。第4部では、本年度開設したミュージカルコースの生徒8人が初公演。「ミュージカル・ショーケース」と題し、「アナと雪の女王」の「生まれてはじめて」、「アラジン」の「ホールニューワールド」など、有名ミュージカル6作品それぞれの一場面を役になり切って歌い、踊り、演じた。
事業継承漫画で解説
宮城県信用保証協会はこのほど、中小企業経営者が事業承継に向け必要な備えを漫画で解説する冊子「梵天くんと学ぶ! 事業承継の世界」を製作した。無料で配布している。冊子はB5判、16㌻。同協会公式キャラクター「梵天くん」が登場し、4こま漫画で事業承継に必要な準備や知識を紹介。引き継ぐ対象は親族、従業員、第三者(合併、買収)の3パターンがあることや承継までのステップ、同協会の支援内容や相談窓口などを掲載した。また、株式、財産の分配など、会社を引き継ぐまでの行程を書き込む計画表も盛り込んだ。漫画を使った冊子は、信用保証制度を伝える「マルホの世界」、起業者向けの「創業の世界」に続く3冊目。1000部作製し、金融機関や商工会議所、商工会などで配布している。