2023/11/7


市勢発展などに尽力

市勢発展などに尽力

 まちづくり各分野の功労者と功労団体をたたえる「令和5年大崎市表彰式」が3日、市民会館で開かれた。対象者は叙勲と褒章受章の顕彰計23人、市礼遇者条例による表彰2人、市表彰条例に基づく表彰157人と21団体。伊藤康志市長は「これまでのご尽力とご功績に心から敬意と祝意を表し、市勢発展のため、なお一層ご努力、ご指導を賜りたい」と式辞を述べた。式に先立ち古川南中吹奏楽部のミニ演奏会もあり、功労者らの晴れの日に花を添えた。

 

建設業の魅力伝える

 建設業の魅力を伝える「親子で楽しもう!工事のみりょく写真展」(東北建設マネジメント技術協会、東北地方整備局共催)が、大崎市岩出山池月のあ・ら・伊達な道の駅スパイラルホールで開かれている。入場無料で、12日まで。同協会(加盟24社)の加盟会社がこれまで行ったダムやトンネル工事、橋梁建設、道路除雪作業の写真59点を解説付きで紹介。同局も排水ポンプ車や防災ヘリコプターなど「働く乗り物」の写真10点を展示した。初日の3日は紅葉シーズンに加え3連休の1日目とあって多くの観光客が押し寄せ、写真一点一点をじっくり眺める親子連れの姿も。

 

求人倍率1・11倍

 古川公共職業安定所は管内の労働市場を9月末現在でまとめた。それによると、仕事を探す人1人当たりに対する企業からの求人数を示す求人倍率は1・11倍で、前月から0・03ポイント、前年同月からは0・08ポイントそれぞれ下落した。下落は3カ月連続。

 

小さな力作31点ご覧あれ

 油彩画制作に取り組んでいる市民グループ「きが~るアートDo」の小作品展が2日から、大崎市古川穂波のギャラリー&カフェびいひろで開かれており、個性的な作品が来店客の目を楽しませている。11日まで。今回で6回目。普段は20~30号(長辺約70~90センチ)の大型作品を制作している会員18人が、最小の0号(同18センチ)から6号(同41センチ)までの小型作品31点を出展した。モチーフは風景、人物、静物などさまざまで、作者ごとの感性や個性が表れている。

 

中学生が募金呼掛け

 大崎市社会福祉協議会鳴子支所の赤い羽根共同募金活動が4日、紅葉のピークを迎えた鳴子峡で行われた。鳴子中の生徒も加わり、レストハウス前で観光客に寄付を呼び掛けた。秋の観光シーズンに合わせて毎年実施している。新型コロナウイルスで2020、21年は支所職員だけで行い、昨年から生徒の参加を再開した。この日は生徒会や環境福祉委員などの11人が参加。赤いウインドブレーカーとたすきを着用し、「赤い羽根共同募金活動を行っています」「ご協力よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 

4年ぶり「誠真祭」 

 宮城誠真短大(大崎市古川福沼)の文化祭「誠真祭」が10月29日、同短大で4年ぶりに開かれた。保育者を志す学生たちがステージ発表に日頃の学習成果を発揮し、訪れた子どもから大人までを楽しませた。新型コロナウイルスの感染拡大で2019年を最後に中止が続いていた同祭。ことしは体育館のみを会場とする縮小開催としたものの、「子供じゃなくて大人でもない じぶんはきっと、想像以上だ。」をテーマに、4年ぶりに〝復活〟。午前中は射的や写真撮影といった模擬店を出店し、午後は歌やダンスなどをステージで発表した。

 

新米や新鮮野菜人気

 JA古川フェスティバル2023(第20回古川農協まつり)が10月28日、大崎市古川の同農協経済センターで開かれ、新米や新鮮野菜などの販売に大勢の人が訪れにぎわった。フェスティバルは、台風や新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が続いていたが、5年ぶりに開催。会場では同農協管内産の新米「ひとめぼれ」や新米おにぎり、野菜などを販売し、農協青年部や女性部は芋煮やみそおでんなどを売るコーナーを設けた。また、大崎市内や仙台市などからキッチンカーが訪れ、クレープやラーメンなどが人気を集めていた。

 

栗原、登米の地酒満喫

 「栗原、登米の地酒を楽しむ会」が10月20日、栗原市志波姫のエポカ21で開かれた。七つの蔵元から直接酒を注いでもらえる久々の機会に市内外から61人が参加。地場産の素材を生かした料理とともに地酒を堪能していた。この日提供されたのは、千田酒造(栗駒)、萩野酒造(金成)、金の井酒造(一迫)、一ノ蔵金龍蔵(同)、はさまや酒造店(高清水)、門傅醸造(一迫)、石越醸造(石越)の7社の純米吟醸や特別純米酒など各2種類のほか、5年熟成や無ろ過などの「隠し酒」合わせて21種類。参加者が各蔵元のブースに足を運びグラスを満たしてもらうコロナ禍前のスタイルで、銘柄当てクイズの正解も狙って杯を重ねていった。