2026/03/01


「大崎市よ、永遠なれ!」

 「大崎市よ、永遠なれ!」-。任期満了(4月29日)に伴い今期限りで退く伊藤康志大崎市長は市議会2月定例会最終日の27日、議場であいさつを行った。旧1市6町合併でできた大崎市の初代市長に就任し5期20年、市政のかじ取り役を担ってきた伊藤市長。あいさつでは、合併時の新市建設計画をはじめ市民病院の移転、東日本大震災と度重なる大規模水害、新型コロナ禍への対応、世界農業遺産を核とする市の知名度向上、新庁舎建設で締めくくりの「復興まちづくり」中心市街地再開発など、主要政策とさまざまな課題克服の歩みを振り返り「20年間、全力で駆け抜けた」「古里愛と、市民からのエールがパワーだった」と力を込めた。

 

きれいな花咲かせて

 県内有数のサクラの名所、大崎市田尻の加護坊山で27日、サクラの枝処理作業が行われ、ボランティアらが本格的な春到来に備えて汗を流した。加護坊山(標高224㍍)は、ソメイヨシノを中心に約2000本のサクラが咲き誇り、毎年数万人の花見客が訪れる。枝処理作業は毎年この時期に実施している。業者が剪定した枝や若木の幹を拾い集め、軽トラックに積むのが主な作業。この日は小雨交じりの底冷えする天気となり、山頂付近は霧も立ち込めたが、加護坊桜の会(江村克志会長)をはじめ、地元住民や市職員ら約60人が参加した。軽トラックが回収するのは約50カ所。厚着をして長靴を履いた参加者たちは、それぞれの場所に分かれて作業を開始。剪定された枝や細身の幹を運び、ロープでくくって軽トラックの荷台に積み上げた。

 

大崎市長選 藤本、鹿野両市議出馬へ

 任期満了に伴う大崎市長選(4月12日告示、19日投開票)に、藤本勘寿市議(32)が立候補する方針を決め、3月3日に記者会見して正式に表明する。また、自民党県連古川支部から立候補要請を受けていた鹿野良太市議(48)は、26日の後援会役員会で立候補の意思を伝えた。同5日に会見し正式表明する。同市長選には県議の中島源陽元議長(63)が立候補する見通しで、3月18日の県議会終了後に正式表明する。

 

割増電子商品券6月発売

 大崎市は独自の物価高対策として、地域ポイント「みやぎポイント(みやポ)」活用の4割増電子商品券を6月に売り出す。市議会12月定例会最終日の27日、事業費を含む2026年度一般会計補正予算が原案可決された。国の重点支援地方交付金を原資とする「おおさきポイントアップ商品券」。市民に限り1口5000円(共通券と専用券の計7000円分)で1人2口まで購入可。いずれも市内のみやポ加盟店で、共通券(3000円分)が大型店と小売店、専用券(4000円分)が小売店でのみ12月下旬まで使用できる。販売数4万セット。マイナンバーカードとひもづけた県デジタル身分証アプリ「ポケットサイン」経由で6月上旬から購入希望者を募り(抽選)、下旬に当選発表、当選者はクレジットカードまたはコンビニエンスストアでチャージ(入金)する。

 

全日本安協表彰受ける

 美里町の遠田地区交通安全協会南郷支部(木村元郎支部長)がこのほど、全日本交通安全協会(東京都)から交通安全優良団体として表彰された。遠田地区安協初の栄誉で、関係者たちは活動に一層注力することを誓っている。主な表彰対象は交通安全に長年努め、功績のあった個人と団体。今回の対象は全国の745人と266団体で、「第66回交通安全国民運動中央大会」(1月14日、東京都)で表彰された。南郷支部は、春と秋の全国交通安全運動に合わせ、町特産のバラを配るなどしてドライバーや歩行者の交通安全意識啓発を図っている。今回の中央大会で、交通安全優良団体として表彰されたのは県内で唯一。伝達式が26日に遠田署であり、遠田地区安協の和賀稔会長が木村支部長(77)=同町大柳=に表彰状を手渡し、「受賞は交通安全活動に長年努めた結果」とたたえた。

 

まるで宝石箱のよう

 ひな祭りをイメージしたフラワーアレンジメント教室が25日、大崎市古川宮沢地区公民館で開かれた。参加した10人はフラワーデザイナー、中川歩美さんの助言や手際を参考に、春らしい色合いの作品を完成させた。この日、体験したのは透明ケースの中をプリザーブドフラワーや造花で彩る作品。ハーバリウムのように液体に漬け込む手間がなく作りやすいが、適度に空間を残しながらボリュームを出すのに少々こつが要る。参加者は約10㌢四方の透明ケースの中に、赤やオレンジ、黄色といった暖色とくすみカラーの素材を組み合わせ、配置が決まったら繊維質の土台に接着。アジサイやバラの花、コショウの実、ルスカスの葉などで満たされたケースはまるで宝石箱のよう。同じ花を使っても表情が異なり、互いの完成品を見せ合っていた。