技能五輪全国大会へ

若手技能者がレベルを競う「技能五輪全国大会」(17~20日、愛知県)の建築大工部門に、県立大崎高等技術専門校の2人が県代表で出場する。2枠だけの同部門県代表に、同校在校生がそろって選出されたのは初めて。2人はさらに技術を磨き、入賞を誓っている。同校から出場するのは、いずれも木の家づくり科2年の菅原一斗さん(19)と関口紘凪さん(20)。県予選を兼ねた技能検定(2月)で高得点を挙げ、県代表に選出された。67人が挑む建築大工部門では、梁と柱に隅木、棟木を取り付け、屋根を設ける「登り梁小屋組」を12時間で作り、仕上がりを競う。課題は事前に公表されるが、仕様の一部が当日変更されるため日頃培った技能が問われる。
足踏み脱穀機使い作業

美里町青生小(鈴木良幸校長、児童数66人)の5年生12人が9月30日、新米の脱穀を同校敷地内で体験した。使用したのは60年ほど前まで一般的だった「足踏み脱穀機」。昔の収穫作業の大変さに触れ、あらためて食のありがたみを実感していた。この日は、9月12日に近くの学習田で刈り取ったひとめぼれ約30㌔分を準備。校内に保管している足踏み脱穀機2台を使い、踏み板をリズミカルに踏みながらもみを外していった。また、「もみふるい」に脱穀したもみを入れて両手で振るい、わらくずと選別する体験もした。
大崎市人口 前月比66人減少
大崎市は、今月1日現在の住民基本台帳人口を発表した。人口は前月比66人減の12万631人(男5万9435人、女6万1196人)。世帯数は同29世帯増の5万3143世帯となった。いずれも外国人(世帯)含む。人口動態のうち、自然増減は出生54人(男29人、女25人)に対し死亡147人(男62人、女85人)で差し引き93人減。社会増減は転入262人に対し転出235人となり27人の転入超過だった。旧市町単位の地域別人口は、最多の古川が7万4813人(前月比10人減)で以下、鹿島台1万603人(同1人減)、田尻9267人(同15人減)、岩出山9051人(同21人減)、三本木7126人(同12人減)、松山5137人(同9人増)、鳴子温泉4634人(同16人減)の順。
大崎広域防火標語
大崎広域消防本部が管内の中学生を対象に募集した防火標語コンクールの審査会が9月30日、大崎広域組合庁舎で開かれ、入賞作品が決まった。最優秀賞には古川黎明中2年、熊谷優奈さんの「火の始末 使った後の ルーティーン」が選ばれた。このコンクールは、火災予防に対する青少年の意識を高めるとともに、標語を通して地域住民への防火思想普及も図ろうと、1984年度から行っている。42回目の今回は、前年を2校、8作品上回る11校から計80点が寄せられた。最優秀賞に選ばれた熊谷さんの作品は、2026年度の大崎広域防火標語として来年4月から1年間、市民向けの広報紙に掲載されるなど、さまざまな形で火災予防の啓発に活用される。
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