楽天イーグルス未来塾

元プロ野球選手らが、夢を持って努力することの大切さを説く「楽天イーグルス未来塾」が9月25日、美里町北浦小(佐藤浩人校長、児童数95人)であった。元楽天イーグルス投手で、現在は楽天イーグルスアカデミーコーチを務める寺岡寛治さん(32)が自らの野球人生に触れ、挫折しても挑戦を続けることの尊さを訴えた。
田尻で千手観音まつり

大崎市田尻の国指定重要文化財「木造千手観音坐像」にあやかった市民参加型イベント「千手観音まつり」が9月21日、千手観音の観覧室がある市田尻総合支所の敷地内で開かれた。ステージ発表や出店、千手観音にちなんだクイズラリーなどが行われ、家族連れら約2000人でにぎわった。木造千手観音坐像は小松寺(田尻小松)の本尊として伝来。小松寺は明治初期に廃寺となったものの、地域住民が守り伝えてきた。2017年に国重要文化財に指定された。地域では千手観音を地域活性化にも活用しており、マスコットキャラクター「小松のせんじゅさん」を制作したり、菓子店が千手観音にちなんだ菓子を開発したりしている。まつりもその一環で、4回目。
知事選 告示まで1週間に迫る
任期満了に伴う県知事選は、9日の告示まで1週間に迫った。これまでに立候補の意思を明らかにしているのは現職と新人合わせて6人で、過去最多となる見込み。現職の村井嘉浩氏(65)に対する多選批判や水道事業民営化の是非などを主な争点に選挙戦が繰り広げられる見通しとなっている。立候補を予定しているのは表明順に、新人で元角田市職員の伊藤修人氏(33)、現職で6選を目指す村井氏、新人で自民党前参院議員の和田政宗氏(50)、新人で自然塾経営の金山屯氏(85)、新人で小学館社員の武藤心平氏(49)、新人で元立憲民主党県議の遊佐美由紀氏(62)。
STOP!飲酒運転
飲酒運転根絶に向け、飲食店にハンドルキーパー活動推進への協力を求める啓発活動が9月26日夜、大崎市古川の繁華街であった。古川地域飲酒運転根絶活動推進委員協議会と古川署、市防災安全課の連携による取り組み。県警が指定する根絶重点区域(古川北町1丁目、台町、東町)の100店舗を訪れ、「STOP!飲酒運転」の文字入りコースターやチラシなどを店主らに直接手渡していった。金曜〝アフターファイブ〟ということもあり、にぎわいは相当なもの。街の道行く酔客にもタクシーか運転代行で帰宅するよう促したほか、駐車場を出る車に不審な動きがないかどうかも確認した。
内閣府表彰受ける
交通安全確保と交通安全思想普及に貢献し、顕著な功績のあった個人、団体、市区町村を内閣府特命担当大臣(交通対策本部長)が表彰する「交通安全功労者」に、涌谷町と、美里町の佐々木けい子さん(71)が選出され、都内で三原じゅん子大臣から賞状を受けた。55回目の今回、表彰されたのは全国で19人と4団体、4市町村だけ。表彰式は9月11日に霞が関の中央合同庁舎で開かれ、三原大臣が一人一人に表彰状を手渡し、功労をたたえた。受け取った涌谷町の大崎俊一副町長は「交通安全に携わる関係者の日頃の活動と町民の交通安全に対する意識の高さが評価された。改めて感謝したい」と話していた。
震災からの再建学ぶ
美里町不動堂小(栗田あゆみ校長、児童数481人)の3年生84人が9月24日、同町二郷の水産加工製品製造販売「木の屋石巻水産美里町工場」を訪れ、東日本大震災からの再建の歩みや製造現場の様子を学んだ。石巻市の同社工場は津波で全壊し、缶詰約100万缶が流失。しかし、震災前から取引があった東京都世田谷区のコミュニティ酒場「さばのゆ」が缶詰25万缶を手洗い、販売し、義援金を募って同社の再建を支えた。児童たちは、こうした復興支援活動の様子を収めたDVDを視聴し、社員の当時の話に耳を傾けた。1日当たり1万缶を製造する工場を見学したほか、同社看板製品のサバのみそ煮とクジラ大和煮の缶詰を試食した。
コメントをお書きください