ダム湖畔の自然満喫

森林や河川に触れる体験を通じて水源地域の環境保全を学んでもらう「あつまれ!鳴子ダム」(実行委員会主催)が26日、大崎市鳴子温泉の荒雄湖畔公園などで開かれた。親子連れ36組114人が訪れ、ダム湖クルージングや木登り、イワナのつかみ取りといった行事を楽しみ、湖畔の自然に理解を深めた。国土交通省と林野庁が合同で行う「森と湖に親しむ旬間」(7月21~31日)と、地域活性化推進事業「鳴子ダム水源地域ビジョン」の一環。協力団体や企業が趣向を凝らした催しを企画するのが伝統で、ことしはダム湖探検や木工教室、ペットボトル万華鏡作り、森林探検、スナッグゴルフも実施した。
ナイトプール楽しむ

「海の日」の21日、大崎市松山B&G海洋センターで、一夜限りの「ナイトプール」(市体育協会松山支部主催)が開かれた。子どもたちが、水中の宝探しや玉入れ大会といったイベントを通して水に親しんだ。夜間営業を見送った今期、特別な一夜を楽しんでもらおうと初めて企画。水の中のカプセルを探し出す宝探しや、プールの中のボールをプールサイドの籠に向けて投げ入れる玉入れ、競歩、じゃんけん大会を行った。訪れたのは松山地域の親子連れを中心に、5~49歳の計72人。赤や黄、青のスポットライトが演出する幻想的な空間で、日中とはひと味違った雰囲気のプールを楽しんだ。
少年の立ち直り考える
第75回社会を明るくする運動「公開ケース研究会」(同運動大崎市推進委員会主催)が23日、同市古川の大崎生涯学習センター・パレットおおさきで開かれ、保護司らが法を犯した少年の立ち直りについて、仮想の事例を基に考えた。モデルケースから非行、犯罪に至った背景や、刑務所などを出て社会に復帰した人々の必要な支援を話し合い活動に生かそうと開催。保護司、民生委員児童委員、更生保護女性会の会員合わせて93人が参加した。参加者は10グループに分かれて意見を交換。大麻を買う金ほしさに窃盗を行い、少年院送致となった少年の事例から事件の背景や支援の在り方を考えた。
旧小学校校庭で「乾杯!」
大崎市古川の旧西古川小校庭で20日、「夕遊広場&ビアガーデン」が開かれた。暑さの厳しい一日となったが、地区内外から多くの住民や帰省者たちが訪れ、屋台で買い求めた食事と飲み物を囲んで会話を弾ませ、親睦を深めていた。以前から開催していたビアガーデンを残しながら、子どもやアルコールを飲まない人も楽しめる内容にして開催。縁日コーナーを設け、抽選会は大人と子どもに分けて豪華景品をそろえた。古川西小中の生徒は地元酒造会社と共同開発した菓子「白金のいぶき」を自らアピールし、ごみ分別ボランティアにも参加した。
保育士養成奨学生に
生命保険協会(永島英器会長)はこのほど、本年度の「介護福祉士・保育士養成給付型奨学金制度」の奨学生を決定した。全国で286人が認定され、このうち大崎市の宮城誠真短大からは2年生の佐藤愛羅さん(20)が選ばれた。同制度は高齢者介護、子育て支援の人材確保を目的に、介護福祉士や保育士を目指す人を支援するもの。同協会指定校の最終学年生で、学校の推薦を受けた学生の中から選考委員会で決定。1人当たり月額2万円を1年間支給し、返済義務はない。
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