2024/3/26


SL修繕へ〝出発進行〟

 大崎市岩出山の城山公園にある蒸気機関車(SL)C58の保存・管理を担う一般社団法人鉄道文化連結会(大場正明代表理事)は4月1日、SLの修繕費などを募るクラウドファンディング(CF)をCFサイトREADYFORで開始する。期間は5月31日までの2カ月間で、目標額は300万円。CFで集めた支援金は、市によるアスベスト除去工事後に両保存会の会員や市民らで施す修繕作業や維持管理の費用に充てる。集まった金額に応じて足場や説明看板の設置、汽笛の復活整備、修繕完了式典なども行う計画。寄付者は、小牛田駅から新庄駅までの沿線グッズ、ミニナンバープレートといった鉄道ファングッズ、岩出山地域特産品が支援額やコースに応じてもらえる。協賛芳名看板に名前を掲示するコースもある。

故中村医師に学ぶ

 紛争が続くアフガニスタンで医療活動や用水路整備に生涯をささげた医師、故・中村哲さん(1946~2019年)の半生を描いたドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」が19日、涌谷高で上映された。中村さんとともに現地で活動したスタッフが講演し、今も各地で戦争が絶えない中、1、2年生計111人が国際協力について考えた。足跡をたどった映画の上映後、中村さんの活動を支える非政府組織「ペシャワール会」の現地スタッフとして02~05年に事業に従事した橋本康範さん(50)=大河原町=が講演した。橋本さんは現地語が話せなかったが、身ぶり手ぶりで通じるようになったといい、「大切なのは相手が何を考えているのかを考え、相手を知ること」と強調。次第に現地の人も工事を手伝うようになり、「熱を出したときに貴重な牛乳をくれるなど助けてくれた。彼らに会わなければ今の私はなかった」と述べた。

パートナー制度導入

 大崎市は、世界農業遺産「大崎耕土」の保全やSDGsの取り組みを広め、団体、個人の相互連携を図る「おおさきGIAHS・SDGsパートナー」登録制度を来年度に導入する。登録者を5月31日まで受け付けている(第1期募集)。登録条件は、市内で世界農業遺産の保全、持続可能な社会実現に取り組んでいる個人や団体(所在地、居住地が市外でも可)。農政企画課世界農業遺産未来戦略室が審査し、登録を決める。パートナーの有効期間は、登録から3年目の年度末まで。第1期の登録者・団体は6月中旬ごろ決定する。登録者はパートナーマークを利用することができ、活動内容を市のホームページで紹介する。パートナー同士の交流会や研修会なども開く計画。

 

豊かで住みよい郷土に

 古川商工会議所青年部(古川YEG)は19日、伊藤康志大崎市長に「豊かで住みよい郷土づくり」の政策提言書を提出した。設立36年で初の試みという。旧食品館ピボット(JR古川駅内、2021年閉店)跡地利用を含む駅周辺の再活性化、おおさき古川まつりの充実、市立日本語学校(25年4月開校予定)を核とした多文化共生への取り組み、石巻市−山形県酒田市間を結ぶ高規格道路(通称みちのくウエストライン)の早期実現などを求めるもの。子育て世代対象の独自調査、市議会議員との意見交換を踏まえて提言書にまとめた。

 

いろいろな音色に大喜び

 「吹くエレクトーン」とも呼ばれる電子管楽器エアロフォンの奏者、okayon(おかよん)さんのコンサートが22日、大崎市古川大宮児童センターで開かれ、子どもたちは初めて見る楽器の演奏に夢中になっていた。okayonさんは「鬼滅の刃」や「ワンピース」といった人気アニメの主題歌など6曲を、バイオリンやホルン、尺八などの音色で披露。訪れた古川第四小の1~5年生65人は、いろいろな音が出る楽器に大喜び。演奏に合わせて歌ったり、リズムに乗って踊ったりして楽しんでいた。

 

時疾風千秋楽で勝越し

 大相撲3月場所の千秋楽が24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪であり、栗原市瀬峰出身の東十両筆頭、時疾風(27)=栗駒中-小牛田農林高-東京農大、時津風部屋=が白熊を寄り切って8勝7敗で勝ち越しを果たした。前日まで7勝7敗とし、最終日に持ち越していた。東十両筆頭の勝ち越しは入幕の優先候補とされ、次の5月場所での新入幕を確実にした。