2024/2/20


伝統の太鼓引き継ぐ

 大崎市古川第三小(児童数731人)の伝統活動「三小太鼓」の引き継ぎ式が17日、同校体育館であり、4~6年生の現メンバーと3~5年生の新メンバーが保護者らの前で演奏を披露し合った。三小太鼓は開校4年目の1985年、教職員らが作った「掛け声と和太鼓のための三小太鼓」が始まり。学区内の古川稲葉地区に伝わる神楽太鼓と衹園八坂神社の衹園小太鼓をモデルにしたもので、当初は4年生のみが演奏していた。87年から続く現在の形は、1~3年生が掛け声、4年生が竹太鼓、5年生が踊り、6年生が踊りと太鼓を担当。毎年3~5年生の希望者が年末から練習を重ね、年明けの校内オーディションで決定したメンバーが、新年度の運動会や学習参観などで演奏する。引き継ぎ式は学習参観の一環で行われ、保護者や教職員、全校児童が見守る中、現メンバー39人が最後の演奏を発表。その後、引き続き踊りを務める5年生6人を除く新メンバー33人にバチを手渡した。新たな39人は練習の成果を発揮し、力強い太鼓の音や威勢良い掛け声を体育館に響かせた。

2年生64人が立志式

 将来の決意などを誓う立志式が17日、大崎市岩出山中(生徒数189人)で行われた。2年生64人が夢や目標、なりたい人物像を表す「私の一文字」を保護者らの前で発表し、志を新たにした。「志教育」の一環で、日本古来の成人式に当たる「元服」にちなみ、数え年で15歳となる中学2年生の時期に行う。生徒たちはこれまで職業講話や職場体験、地域イベントへの参加などを通じ、社会的、職業的に自立するための力を育んできた。生徒たちは家族が見守る中、大きな声で決意を発表。このうち内藤汎斗さん(14)は「球」の文字を選び、「これからも野球を続けて人々に感動を与えたい」と、プロ野球選手になる目標を披露。石井藍香さんは尽力の「尽」の文字を掲げ、「相手や自分のために尽くせる人になりたい」と語った。

古川にフリースクール

 不登校児童生徒が増加の一途をたどる中、子どもたちに学校以外の居場所を提供するフリースクール「フリースペースゆう」がこのほど、大崎市古川南町に開設された。開設したのは、大崎市議で同スクール代表理事の早坂憂さん(38)。自宅で塾を開講している妻と共に運営している。小学生のときに不登校を経験した早坂さん。家庭教師時代、最初に受け持った生徒も不登校だった。「本人や家族の苦悩が理解できた。寄り添い、外に出るきっかけをつくれないかとずっと模索してきた」という。しかし、頭の片隅にあったのは、古川地域は家賃が高くフリースクールの維持管理が難しいのではないかという思い。そこで妻に相談したところ、普段から子どもに接していることもあり、「すぐに開設するべき。2人でやろう」と後押ししてくれた。「フリースペースゆう」は、原則として小学生から高校生までが対象だが、社会人も受け入れる。本人の興味、やりたいことに重きを置き、希望があれば勉強のサポートも行う(別途料金)。特に実践したいと考えているのは、ゲーム感覚で遊びながら学べる金融教育。活動に賛同する企業の見学や職場体験を通し、社会で独り立ちできる力、人間力を身に付けてもらうもので、「人間力を伸ばした子が脚光を浴びる時代が来る」と強調する。

 

鳴子ビジネス企画入賞

 日本政策金融公庫(日本公庫)が主催する「第11回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で、大崎市鳴子温泉地域を活性化させる古川黎明高の企画がベスト100に選ばれた。大崎地方の高校が入賞したのは初めて。地域課題を解決するアイデアや既存の資源を活用する実効性が評価された。全国の高校生、高専生がビジネス企画を競う大会で、自ら課題を見つけ解決する力を向上させるのが狙い。発想の斬新さだけでなく、ビジネスを継続できる利益が見込めるか、人や物、技術などの経営資源が考慮されているかも審査される。本年度は全国505校から過去最多となる5014件の応募があった。古川黎明高からベスト100に選ばれたのは、2年生6人でつくる「鳴子活性化チーム!」の企画「温泉街で行うメタイクル」。旅館から出る野菜くずを温泉熱で発酵させてメタンガスと液肥に変え、ガスは湯沸かしに利用、液肥は野菜農家へ販売し利益を上げる内容。「メタイクル」はメタンとリサイクルを合成して名付けた。

 

いしかいサロン〝拡大版〟

 無料で健康チェックが受けられる「フラッといしかいサロン」が17日、大崎市図書館で開かれ、訪れた市民が血圧や骨密度などを測定し、保健師らのアドバイスに耳を傾けていた。サロンは気軽に健康状態を確かめ、相談できる場を設けようと、大崎市医師会や市、市図書館が主催。昨年6月から毎月1回開催し、昨年9月と今月は相談のほか健康チェックも加え、内容を拡大した。本年度最後のこの日は、初めて目の健康チェックコーナーも開設し、緑内障の早期発見につながる視野の検査を実施。訪れた市民は検査器に両目を当て、出てきた結果について説明を受け、中には眼科の受診を促される人もいた。

 

ベガルタ 各市町村の応援選手任命

 サッカーJ2のベガルタ仙台は9日、2024シーズンの県内35市町村ごとの「ホームタウン応援団」の応援選手各2人を発表した。大崎市応援選手には、昨シーズンに続きディフェンダー真瀬拓海(25)、ゴールキーパー梅田陸空(23)の両選手を任命した。