2024/2/16


〝節目〟迎えた地酒味わう

 大崎市鳴子温泉のコメと水を使った日本酒「雪渡り」の発表会が10日、鳴子温泉赤湯の旅館大沼で開かれた。地元で酒店を営む若者の夢から生まれた地酒は、ことしで25歳。集まった〝左党〟たちは地元の料理と共に酒を味わい、節目を祝った。雪渡りは、髙橋酒店(鳴子温泉字坂ノ上)5代目店主の髙橋佳弘さん(51)が20代半ばだった1999年、「酒蔵のない鳴子に地酒をつくりたい」と奮起して知人らに声を掛けたのが始まり。予約購入で酒造りを支える「純米の会」を結成し、翌2000年春、1回目の酒が誕生した。鳴子温泉川渡産の酒米「蔵の華」と花渕山の伏流水を使い、製造は古川高剣道部時代の後輩、新澤巖夫さんが社長を務める新澤醸造店(大崎市三本木)に委託。フレッシュな味わいが人気を呼び、発表会は毎年この時期の風物詩となっている。ことしは1・8リットル瓶500本分を製造し、予約分400本はすでに完売した。

小学校で「一日入学」

 今春、小学校に入学する子どもたちの「一日入学」が大崎地方で行われている。保護者と一緒に登校した子どもたちは緊張した面持ちながら、4月から始まる学校生活に胸を膨らませている様子だった。入学を前に小学校生活を体験し、学校の雰囲気に慣れてもらおうという一日入学。大崎市古川第一小では13日に行われ、入学予定の79人が1年生の教室に入った。初めは慣れない環境に顔をこわばらせたり、落ち着きなく周囲を見回したりしていたが、あいさつの練習やお絵かきなどの〝授業〟を通して徐々にリラックス。最後は、先生の指示通りに体の部位を触るジェスチャーゲームに、夢中になって取り組んでいた。

大崎市議会 2月定例会が開会

 大崎市議会2月定例会は14日開会し、総額638億6000万円の2024年度一般会計当初予算など計42議案が市執行部から提出された。会期は3月5日までの21日間。初日の本会議では、市手数料条例の一部改正案を原案可決し、任期満了に伴う新たな人権擁護委員候補者として中嶋亨(65)=再・同市三本木しらとり=、中鉢幸一(73)=再・同市鳴子温泉字岩渕=、中瀬浩子(63)=新・同市古川幸町=、佐々木和夫(66)=新・同市松山千石字舘浦=、鈴木茂(65)=新・同市三本木しらとり=の5氏を推薦する諮問に同意、本年度予算関連の専決処分3件を承認、報告3件を受け、「物価高騰に見合った年金改定に関する請願」を委員会付託とした。人権擁護委員5氏の任期は7月1日から3年。残る予算案件12件、条例案件14件、工事請負契約など他4件は、予算特別委員会を経て本会議で採決する。会派代表質問は19、20日の2日間を予定。

 

新型コロナ12週ぶり減

 県は15日、第6週(5~11日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて259人の感染が報告され、前の週からほぼ横ばい。県全体は12週ぶりに減少に転じた。圏域ごとの新型コロナ報告数は▽仙南201人(1定点医療機関当たり28・71人)▽石巻278人(同27・8人)▽大崎259人(同25・9人)▽塩釜265人(同16・56人)▽仙台市683人(同15・52人)▽気仙沼45人(同11・25人)。大崎と石巻で前の週から増え、県全体は1・0%少ない1731人(同19・02人)だった。