2024/1/17


大崎市長杯中学バレー

 大崎市長杯中学校選抜バレーボール選手権大会が7日、市田尻総合体育館で開かれ、県内各地から選び抜かれた強豪チームが新年早々しのぎを削った。女子の部は、昨春創部されたばかりの古川学園中が初出場で栄冠を手にした。男子は三本木が優勝した。大崎市バレーボール協会が主催、大崎タイムスなど後援。出場チームは大崎地方のほか、県新人大会でベスト8入りした強豪に限られていることから、レベルの高い大会に位置付けられている。

「わらじ村長」企画展

 品井沼干拓に尽力した旧鹿島台村(現大崎市鹿島台)の政治家、鎌田三之助(1863~1950年)の特別企画展「『わらじ村長』入門」が、鎌田記念ホール市民ギャラリーで開かれている。等身大パネルや愛用品などが展示され、「わらじ村長」と親しまれた三之助をより身近に感じさせている。2月29日まで。三之助の生誕160年を記念して実施。会場には、若き日の姿から衆院議員時代、そして38年間無報酬で村に尽くしたつぎはぎだらけの衣服にわらじを履いた身なりまでの等身大パネル、日記や書、わらじ、かばん、番傘といった愛用品など約30点が並ぶ。

指定ごみ袋が品薄

 大崎広域行政事務組合の指定ごみ袋が年明け以降、圏域1市4町で品薄状態だ。原因は原材料高騰に伴う実質値上げ前の駆け込み需要。一部住民による買い占めも問題化しており、組合側は「必要最小限の購入」に協力を呼び掛けている。「各種指定ごみ袋の内容量を変更」「4月をめどに販売在庫がなくなり次第、順次切り替え」-。ことの発端は今月4日、組合ホームページと1市4町(大崎、色麻、加美、涌谷、美里)広報誌での告知。燃やせるごみ用(30リットル、45リットル)、プラスチックごみ用(45リットル)を希望小売価格(30リットル308円、45リットル407円)据え置きのまま1セット30枚から20枚に減らす実質的な値上げで、SNSでも拡散されて取扱店へ住民が殺到する〝ごみ袋騒動〟に。特に品薄なのが使用頻度の高い燃やせるごみ用。5日~14日の総販売数は1500セットで例年比4~5倍の超ハイペース。1人で20セット入り段ボール箱を複数〝箱買い〟していく事例も。問い合わせは組合と取扱店にとどまらず、各市町にも及んでいる。事態を踏まえ、組合は9日以降、取扱店に1人当たりの販売制限を設けるよう要請。プラ用に手書きで「燃やせるごみ」と記せば代用可の時限措置(2月末まで)も決めた。しかしプラ用も駆け込み需要の動きがあり、今後も予断を許さない。

 

寒さに耐え心身鍛える

 厳しい寒さを克服し心身の鍛練に励む寒稽古が13日、美里町トレーニングセンターで開かれた。新型コロナウイルスが5類に引き下げられてから初めての開催。町内外のスポーツ少年団や武道愛好会が新年早々、練習に打ち込み、精神力を養った。県全体で合わせて1万人の参加を目指す「1万人寒稽古」として宮城県公立武道館協議会が主催。暦の上で「寒」に当たる小寒(1月6日ごろ)から節分(2月3日ごろ)にかけて各地で行っている。美里町での寒稽古は町と共催。町内を中心に剣道と柔道、弓道に打ち込んでいる9団体から、コロナ前並みの約130人が集まった。

 

葛バーが全国最優秀賞

 ウジエスーパー(本社・登米市迫町佐沼)で販売されている「ぷるるん食感♪季節の葛(KUZU)バー」が10日、全国のスーパーやコンビニエンスストア、専門店を対象にした「お弁当・お惣菜大賞2024」(全国スーパーマーケット協会主催)のスイーツ部門で最優秀賞に選ばれた。同社の最優秀賞は、昨年の「仙台グルメ麻婆焼きそば」に続いて2年連続4回目。このほかにも宮城ならではの4商品が入選し、本県の食文化を全国に発信した。

 

ほんにょが一日署長に

 「110番の日」の10日、栗原市のマスコットキャラクター、ねじりほんにょが若柳署の一日警察署長に委嘱された。管内のスーパーで署員とともに店頭に立ち、買い物客に110番の正しい利用を呼び掛けた。ねじりほんにょは「一日警察署長」と書かれたたすきを着けると、ウジエスーパー若柳店の店頭へ。「正しく使おう110番」と書かれたちらしやボックスティッシュなどのグッズを買い物客に配布した。母親と一緒に買い物に訪れた幼稚園児と記念写真を撮るなど、愛嬌を振りまいていた。