2024/1/1


図書館周年 市道改良進む

 大崎市図書館(大崎市古川駅前大通)付近で進められている市道東浦留沼線拡幅事業の未完部分は、来年度に工事が実施される予定で、国道108号と接続する交差点の改良などについて市や県公安委員会などとの協議が進められている。供用の開始も来年中の見込み。東浦留沼線の拡幅工事は、市道いちょう通り線から国道108号まで298㍍の区間で2013年度から進められている。市は中心市街地復興まちづくり計画で図書館の移転、建設事業を盛り込んだが(図書館は17年7月開館)、周辺地域の交通量の増大を想定し、市中心部の回遊性を高める狙いから、市道拡幅工事に着手した。未改良のままとなっているのは図書館付近約100㍍。用地買収の遅れなどから未改良のまま取り残され一方通行となっており、国道108号交差点から北の図書館方面へ進入することができない状態となっている。残っていた用地の買収は22年度中に完了。昨年5月ごろまでに建物を取り壊し更地とする工事を終えている。さらに県公安委員会、国との間で、国道交差点の右折レーン設置や信号などの課題について話し合いを続けており、「本年度中に協議を終え、来年度中に工事、供用開始を目指したい」と市都市計画課では語っている。

「ささ王決定戦」出品米活用

 大崎市で昨年11月に行われた「ささ王決定戦」(市、ブランドコンソーシアム主催)の審査に出品されたササニシキ、ささ結(むすび)の玄米が12月22日、子ども食堂の運営団体などに提供された。「ささ王決定戦」は、コシヒカリと並ぶ二大銘柄として人気を誇ったササニシキと、ササニシキの後継品種ささ結の栽培技術を高め、和食に合うとされる、あっさりした食味の両ブランド米をアピールしようと開かれている。7回目となった決定戦には、ササニシキ、ささ結合わせて83点の応募があり、出品者は審査のため1点3㌔の玄米を提出。食味分析など1次審査を行い、最終審査(合計10点)では炊きたてなどを審査員が試食し採点した。贈呈されたのは審査で使われなかった合計200㌔。それぞれ100㌔を「大崎こども食堂の会」と、提供された食料を生活困窮者らに届けている富谷市のNPO法人「ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)」に贈った。

次期衆院選へ野党動き

 自民党の政治資金パーティーを巡る問題で検察の捜査が進み、岸田文雄内閣の支持率が下落する中、次期衆院選へ向け大崎地方を含む宮城5区では野党側が候補者擁立の動きを見せ始めた。共産党は昨年12月26日、新人で元県議の中嶋廉氏(70)を候補者とすると発表。元防衛相で自民党現職の小野寺五典氏(63)に対し、野党が対立候補を明らかにしたのは初めて。日本維新の会も擁立する構えだが、野党第1党の立憲民主党は決まっていない。

 

色麻町議選23日告示

 任期満了に伴う色麻町議選は1月23日告示、28日投開票の日程で行われる。事前の立候補予定者説明会では定数13に対し15陣営(現職12、元職2、新人1)が出席。選挙戦突入の公算が大きい。前回町議選は定数減の影響で18人が13議席を争う形となり、わずか1票差で明暗分かれる大混戦に。一方で投票率77・20%は記録が残る1960年(旧色麻村議選)以降最低の数字。地方議会も今や「住民参加」の機運醸成が必要不可欠だ。

 

三本木公民館が移転

 大崎市三本木公民館がことし4月1日、三本木庁舎(同市三本木大豆坂)に移転開館する。庁舎と棟続きの三本木保健福祉センターの各部屋やホールを活動場所とするほか、通路に接した「図書室」も開設。市議会などで使用していた空きスペースを利活用した形で、地域活動の活性化が期待される。移転する公民館は、事務室と活動場所が分かれる。事務室は庁舎1階となり、受付カウンターに囲まれたオープンな形式。庁舎2階には、30~60人まで収容可能な研修室が4部屋。これまで保健福祉センターが貸館業務を行っていた同センター1階のふれあいホール、2階の研修室と広さ約33畳の和室、調理実習室は今後公民館が担い、貸館の受付は、図書室カウンターで行う。以前と大きく異なった点は、「図書室」の存在だ。庁舎2階の研修室①隣に並ぶ通路に接した図書室は、床面積約129平方㍍、8000冊以上の蔵書が並ぶ開放的な空間。職員の中には、司書資格と大崎市図書館業務の経験を持つ人もいて、市図書館と連携しながら蔵書管理や利用者の要望に応えることが可能という。