2023/11/15


「友情の道」協定締結

 県のトレッキングコース「宮城オルレ」と台湾・新北市の「淡蘭古道」が12日、「友情の道」協定を結んだ。互いの持続的な発展が狙いで、誘客促進や地域活性化に向けた相互の情報交換を図る。締結を記念して台湾から石柱が贈られ、大崎市鳴子温泉など県内4カ所のコースに設置された。宮城オルレは各地の観光スポットを徒歩で巡るもので、各コースの距離は10~11㌔。大崎・鳴子温泉コースは鳴子峡レストハウスを出発し、奥の細道や尿前の関跡などを巡りながらJR鳴子温泉駅まで歩く。1日には五つ目となる村田コースがオープンした。仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で開かれた協定締結式には、県や台湾の関係者ら約50人が出席し、協定書を交わした。石柱除幕式は13日にかけて村田を除く4コースで行われ、このうち大崎・鳴子温泉コースは12日、中間地点の日本こけし館(大崎市鳴子温泉字尿前)敷地内で実施した。

「秋の山唄」でのど競う

 涌谷町発祥の民謡「秋の山唄」の歌声を競う全国大会(町主催、大崎タイムスなど後援)が12日、町勤労福祉センターで開かれ、全国から集まった101人が自慢ののどを響かせた。コロナ禍による2年連続の中止を経て昨年再開。ことしは出場者減に伴い開催期間を1日短縮したが、全3部のうち一般の部は、県内はもとより四国や関東から熟練者や中学生が集まりレベルの高い争いになった。出場者たちは尺八に合わせ、「はあ~」と歌声を響かせた。一般の部で優勝したのは、名古屋市の公務員、市川元美さん(46)。準優勝と3位を経て4度目の出場で念願の日本一に輝き、同町の寺院箟峯寺に唄を奉納した。

 

地域おこし頑張ってます

 県北部の地域おこし協力隊をPRするイベント「Chiocollection(ちおこれくしょん)2023」が5日、加美町中新田交流センターで開かれた。現役隊員のトークや物販などが行われ、訪れた親子連れなど約350人が楽しみながら協力隊の活動に理解を深めた。大崎市、栗原市、登米市、加美町、色麻町、美里町、涌谷町の3市4町の地域おこし協力隊が参加。こけしの絵付けワークショップ(大崎市)や地場産食材を使ったカレーの販売(加美町)などで、それぞれの活動をPRした。

 

1世紀の節目 盛大に祝う

 総合建設業の丸か建設(加美町)は3日、仙台市内のホテルで創業100周年記念式典と祝賀会を開き、関係者と従業員ら計約400人が節目を祝った。1924年、「小野田丸か」(旧小野田町)の流れをくむ「佐々木木材店」として現本社所在地(旧中新田町)で創業。太平洋戦争を経て53年には土木と建設工事も請け負う「丸か建設」の屋号に。現在は不動産、生コンクリート、水道設備など幅広い事業体「丸かホールディングス」の中核を担う。ことし1月には新社屋も設けた。式では、佐々木浩章代表取締役が会社沿革を自ら紹介し「『100年企業』を目指し、全社員一丸となってまい進していく」と決意表明。聖徳太子「和をもって尊しとなす」(十七条の憲法第一条)から引用した創業時以来の社是「大和」の次世代への継承も誓った。

 

日本シャンソンコンクール 3年連続出場

 大崎市古川福沼の阿部澄江さん(69)は16日、東京都で開かれる「日本シャンソンコンクール」(日本シャンソン協会主催)に3年連続で出場する。同コンクールは日本で最初に開催された由緒あるコンクール。阿部さんは「気負わずに自然体で歌いたい」と静かに情熱を燃やしている。同コンクールは1964年に始まり、13回続いた。85年からは日本アマチュアシャンソンコンクールとして33回続いたが、2018年に再び日本シャンソンコンクールとして復活した。阿部さんは、古川学園高の非常勤講師として勤務する傍らシャンソンを歌い続けおり、これまで全国コンクールなどで入賞。日本アマチュアシャンソンコンクール全国大会には個人、デュオとして4度出場しており、18年以降は音源審査の予選を突破し、3年連続で本選に選出されている。

 

高校駅伝で若柳地域PR

 「若柳地織で地域をPRしたい」-。迫桜高商業ビジネス系列2年45人のアイデアを発端に開発されたたすきが、10月28日に栗原市で開かれた全国高校駅伝競走大会県予選会で使われた。授業で出た声を地域の大人が真剣に受け止め、実現に向けて奔走。都大路へと続く選手の夢を後押しした。

 

栗原自慢の焼き物すらり

 「くりはら秋の窯元フェス2023~日常使いの器~」が3日から5日まで、栗原市栗駒岩ケ崎、みちのく風土館で開かれた。栗原ゆかりの五つの窯元が、新作を含む自信作を展示販売。地酒の試飲や窯元トークショーもあり、さまざまな角度で陶芸の魅力を発信した。多くの窯元が活動している栗原の魅力を発信しようと、栗原市観光物産協会などで構成する実行委員会が主催した。

 

佐藤市長に表彰報告

 県の文化の日表彰式が行われた1日、仙台市に次いで2番目に多い22個人・団体が表彰された栗原市の対象者の多くが式後に同市役所を訪れ、佐藤智市長を表敬訪問した。このうち、県内で唯一、国際交流功労で表彰された市国際交流協会の浅沼政幸会長は佐藤市長に対し、栗原市の合併とともに誕生した会の歴史をあらためて紹介。旧町村で行われていた国際交流活動をまとめて市の国際交流事業を発足させた初代会長の川嶋保美顧問、韓国との民間交流に尽力した2代目会長の菅原敏允顧問に感謝を述べた上で「市には600人以上の海外出身の人が住んでいる。民間の団体として、これからも海外から訪れる人たちを迎え入れることに努めていきたい」と語った。