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署名簿を家族らに手渡す伊藤組合長(左) |
38年前に東京で失踪(しっそう)した宮城県加美町上野目出身の元印刷工、早坂勝男さん=当時(24)=の北朝鮮拉致(らち)認定を政府に求める署名活動で、JA加美よつば(伊藤隆之組合長)は1日、1,377人分の署名簿を家族らに手渡した。職員240人が一人ひとり、親せきや知人から集めたという。1職員当たり6人の“善意”を集めた計算だ。
伊藤組合長は「これからが本当の戦いになると思うが、できるだけ協力したい」とし、早坂さんの義兄で行政区長、小山巌さん(67)=加美町字原=に署名簿を提出した。
加美よつば管内ではすでに町が署名活動を行っているため、職員は主に加美郡外で集めた。仙台市や石巻市、亘理町のほか東京都や青森県、米国在住者も名を連ねたという。
小山さんは「こんなに関心を持っていただけるとは当初、夢にも思っていなかった。運動をさらに盛り上げ、無事に帰国できるまでがんばりたい」と語った。
1日までに集まった署名は、加美町=10068、色麻町4676、県職員3567、涌谷町261、家族2522、街頭1630−と合わせて24101人分。(第1報道部 板垣英人)