』

春爛漫の花咲く季節。やがて風に吹かれ、一瞬にして散る花。
　女性は花にたとえられ、美しく咲いて散ってゆく…。少女時代から憧れていた鳴子温泉郷の一角、中山平温泉の旅館経営者となった。
　「梅花は、風雪にたえてこそ芳香を放つ」。波乱に富んだ女性の半生をかけて「名湯 秘湯 うなぎ湯の宿 琢ひで　お湯はしんとろ〜しんとろりん〜のキャッチフレーズで売り出し、美肌効果で人気の宿に育て上げた。21世紀は女性の時代。女性起業家を夢見る人、企業経営者にエールを贈る必見の書。
　あなたの人生のやさしい道しるべとなります。

伊藤卓二著
A5判 316頁
￥2,000（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口、佐々栄文盛堂（大崎市古川）、ブックスなにわ（大崎市古川）、ブックガーデン（大崎市古川）、中文（加美町）、宮本商店（大崎市岩出山）、あ・ら・伊達な道の駅（大崎市岩出山）、内海文洋堂（涌谷町）

『大崎外伝−恩讐を越えて（下）
　　　　　　　　　　寛文事件その後』

謎に包まれた「寛文事件」、伊達騒動ともいう。秘密の匣に封印された歴史。後見人の伊達兵部大輔、大老酒井雅楽守忠清、そして苦悩する原田甲斐。隠居した３代綱宗、その後を継いだ亀千代、のちに綱村となった４代藩主の執った領地境界論争の結末は−。一門の根深い確執。伊達62万石危し!江戸裁定に持ち込まれ、遂に審判が下る。豊富な資料をもとに歴史の真相に挑んだ傑作、ここに完成。

伊藤卓二著
A5判 312頁
￥2,100（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）
中文（加美町）
宮本商店（大崎市岩出山）

『大崎外伝−恩讐を越えて（上）
　　　　　神になった男・山家清兵衛』

山家清兵衛公頼は伊達政宗の長子秀宗が伊予宇和島の領主に封じられた際、惣奉行に抜擢され藩政を執った。先祖は山形城主最上家の家臣。最上義光の妹義姫が米沢城主伊達輝宗に嫁いだとき、清兵衛の父公俊は付家老として伊達家の家臣となった。元和六年（1620）夏、清兵衛は讒言によって藩主秀宗の「上意討ち」によって暗殺された。その後、宇和島藩では怨霊による悲劇が相次ぎ、鎮魂のために和霊神社が建立された−。

伊藤卓二著
A5判 232頁
￥2,100（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）
中文（加美町）
宮本商店（大崎市岩出山）

『新豊饒平野−戦国時代の大崎家臣団』

室町時代草創の時期に若狭守護職から奥州管領として下向した斯波左京太夫家兼。それから250年続いた大崎氏時代。天正18年の奥州仕置で12代義隆が改易処分となる。大崎一族に従った家臣団の運命はー。
2006年3月31日大崎市誕生によって蘇る家臣団の波乱に富んだ足跡を辿る蔵出し作品。

伊藤卓二著
A5判 400頁
￥2,500（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）
中文（加美町）
宮本商店（大崎市岩出山）

『岩出山遷都物語−歴史の綴じ糸』

中世足利氏の流れを汲む名門、大崎氏の崩壊。そして伊達氏へと受け継がれた大崎地方の歴史を、史料をベースに綴った渾身の歴史書。

伊藤卓二著
A5判 436頁
￥3,500（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）
中文（加美町）

『宮沢一揆−義民松川久兵衛伝』

不確実の時代。驚くほどの文明の発達で人間関係が機械化し、血も涙もない御時世に、犠牲的精神の欠落が社会をゆがめている。このときこそ、自らいのちをかけて世のため、人のために戦った義民・松川久兵衛の人間像を浮き彫りにする。

伊藤卓二著

A5判 319頁

￥2,800（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）
中文（加美町）

『天開の驥足−千葉豊治物語』

大正デモクラシーの先駆者吉野作造と同年代に生き、海外雄飛。米国、満州に渡り、波乱の生涯を綴る。

伊藤卓二著

A5判 445頁

￥2,400（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）

『豊饒平野−戦国時代の大崎一族』

室町時代に栄華を築いた大崎一族が戦国時代に忽然と姿を消した。歴史に抹殺された大崎一族を追跡した力作。南北朝時代に奥州管領として下向した斯波家兼を祖先とする大崎十二代、二百五十年の歴史が解き明かされる。

伊藤卓二著

A5判 396頁

￥1,800（税込）

取扱所／
大崎タイムス窓口
佐々栄文盛堂（大崎市古川）