最近のニュース



9月29日付
アメリカザリガニを食材に
 希少淡水魚「シナイモツゴ」が生息するため池から駆除した外来種のアメリカザリガニを食材として活用する取り組みが、大崎市鹿島台で行われている。市内外の飲食店や高校生らがザリガニを使った料理を提案するなど、鹿島台の新たな特産化に向け模索を続けている。シナイモツゴの保護や環境保全活動に努める鹿島台の「シナイモツゴ郷の会」は、アメリカザリガニを大量捕獲できる「連続捕獲装置」を開発。ため池に設置し、1週間に100匹前後、多いときで200匹近くを捕獲することから、大量のザリガニを消費する有効利用法を探ってきた。そこで2019年、仙台市内の中華料理店と共同でメニューを創作。現在では安定して販売できるまでになったため、25日、地域住民や関係者約40人を対象に鹿島台公民館で試食会を初めて開催。アメリカザリガニを使った料理に理解を深めてもらって駆除したザリガニの販売につなげ、いずれは活動資金の一助にしたいというのが狙い。この日、提供されたメニューは、仙台の中華料理店のマーラーとニンニク炒め、小型ザリガニのチリソース和え、南郷高の生徒が考案したスープと小型ザリガニの素揚げ、米国ルイジアナに暮らしていた仙台市の主婦によるザリガニ入りルイジアナ郷土料理など6品。

「ささ結」たわわに
 デビュー8年目を迎えたブランド米「ささ結」の稲刈り体験が25日、同市古川小林の坂井農産の田んぼで行われた。参加者はたわわに実った稲穂を手作業で刈り取り、新米も試食した。「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」とDate fm(エフエム仙台)が共催し、2016年から行っている「ささ結アグリ体験」の一環。ことしは3年ぶりに一般参加者を募って実施し、5月に植えた稲が無事収穫を迎えた。この日は県内のほか、福島県いわき市、神奈川県藤沢市から親子連れなど約30人が参加。タレントのワッキー貝山さん(52)が司会進行を務めた。前日の雨から一転して好天に恵まれ、地面もぬかるみのない絶好の稲刈り日和となり、参加者たちは鎌を手に田んぼへ。坂井さんから指導を受け、稲を根元から丁寧に刈り取っていった。


(最終更新2022/09/28/Wed/17:04:53)



9月29日付
自作の油絵4点寄贈
 大崎市古川北町の元中学校教員、佐々木利明さん(88)が26日、自作の油彩画4点を市教育委員会に寄せ、活用してもらうことに期待を込めた。佐々木さんは美術教員として田尻、松山、三本木、古川各中学校などの教壇に立った。退職後も創作活動に打ち込み、かつて勤務した学校の一部に自ら描いた絵画を贈っている。今回寄贈したのは、欧州へのスケッチ旅行で描いた絵で、いずれもF80サイズ(約1叩潴鵤院Γ記叩法パリとベネチアの街並みや運河を油絵特有の色の深みとつやで表現した。

3日連続前の週上回る
 県と仙台市は27日、県内で820人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日(351人)の2・3倍に達した。20日は祝日の翌日で検査結果が少なかった影響もあるとみられるが、3日連続で前の週の同じ曜日を上回った。栗原市の高齢者施設では6人の感染が判明し、クラスターと認定された。同市内のクラスターは9月だけで7件目で、大崎市と並んで県内最多。

初心に帰って慎重に
 高齢ドライバーを対象とした講習会「シルバー交通大学」が22日、涌谷町北田の涌谷自動車学校で開かれた。参加者が自身の運転技術を見直し、安全運転の意識を高めた。秋の交通安全県民総ぐるみ運動(21〜30日)の一環。70〜80代の町民10人が参加し、認知機能検査の体験や運転技能の実技を行った。実技では教習コースを走行し、運転技術を確認。狭い場所での方向変換は、ミラーで縁石の位置を確認しながら慎重にハンドルを切ってクリアした。路上にジグザグに置いた水風船をタイヤで割ってもらうことで、タイヤの位置を正確に把握できているかをテスト。複数個を割る人もいた一方、1個も割れなかった人もいて、自身の車両感覚を見直す機会になった。

さくらの湯420万人
 大崎市田尻の「加護坊温泉さくらの湯」が25日、入館者420万人を達成した。コロナ禍に伴い、想定よりやや遅い節目となった。420万人目は登米市中田町から足しげく通う及川晃さん(47)。「さくらの湯はのんびりとした雰囲気で過ごしやすい」とリピートの理由を語りつつ、くす玉割りと記念品、花束で盛大な祝福を受けると「まさか自分が節目に当たるなんて」と驚いていた。

オミクロン株対応ワクチン接種始まる
 【登米支局】登米市の南方保健センターで27日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンの集団接種が始まった。県北部では富谷市や黒川郡3町村と並び最も早い接種開始。市内13医療機関も10月17日から同ワクチン接種を始める。初日は教職員、3回目未接種者、エッセンシャルワーカーを中心に予約した約100人が来場。検温後に医師の問診を受け、三つ設けられた接種ブースで看護師にワクチンを接種してもらった。南方町の主婦(60)は「26日にかかりつけ医で4回目接種を予約していたが、27日からオミクロン株対応ワクチンが接種できると聞き予定変更した」という。

新田小児童が稲刈り
 【登米支局】登米市迫町の農業生産法人、伊豆沼農産のふゆみずたんぼ(冬期湛水水田)で26日、同市新田小4年生16人が稲刈りを行った。東京都中央区の阪本小ともオンラインで結び、5年生20人に農作業の様子を披露した。伊豆沼農産は2012年以降、地元の新田小児童に田植え、生き物観察、稲刈りと一連の農業体験学習を実施している。阪本小のオンライン参加は、1月に登米市と「ワーケーション等を通じたサステナビリティ活動の推進に係る連携協定」を締結した日本橋兜らいぶ推進協議会(東京都中央区)から依頼されたことから、本年度初めて受け入れた。

「一閑張り」2日間の体験会
 【栗原支局】栗原市花山草木沢、県こもれびの森森林科学館で18日と25日、一閑張り作りの体験会が開かれた。2日間コースに市内外から集まった10人は、仙台市内でも教室を開いている狩野久美子さん=一迫=の助言を受け、天然素材だけを使って自然の魅力が光る一品に仕上げた。一閑張りは竹や木で組んだかごなどに和紙を張り、柿渋を塗って仕上げる伝統工芸。柿渋は耐久性を高める効果があり、時とともに色合いの深みを増す。着物や洋服の生地、レースで自分らしさを表現する楽しさもあり、狩野さんは「何度でも直して使える、使い捨ての対極にある物。今の時代、もっと注目されていい」と話す。


(最終更新2022/09/28/Wed/17:04:35)



9月28日付
美里盛り上げよう
 ハンドメードと食、音楽のイベント「ミサトミライ」が23日、美里町のカフェダイニングバー「feliz and rico(フェリーズアンドリコ)2号店」で開かれた。町を盛り上げようと地元ゆかりの若者が企画し、大勢の来場者でにぎわった。音楽ステージには、同町出身者らでつくるユニット「SAMURAI APARTMENT」など5組が出演。幅広いジャンルの音楽で会場を盛り上げた。アクセサリーやバッグといった手作り雑貨や飲食物を販売するブース計9店が出店。雨が降る中、家族連れなどが多数訪れてにぎわいを見せた。町公認キャラクター「みさとまちこちゃん」と一緒に和太鼓の演奏が体験できるワークショップも実施。大人から子どもまでがばちを持ち、リズムよく太鼓をたたいて音楽を楽しんだ。

故郷での個展 死後に実現
 【栗原支局】4月に72歳で亡くなった栗原市栗駒出身のアートディレクター菅原たかしさん(埼玉県越谷市)のイラスト展が18日から20日まで、栗駒沼倉のギャラリー「andB(あん・べぇ)」で開かれた。未発表作6点をはじめTシャツやバッグなどが公開された。会場には菅原さんを知る人が訪れ、別れを惜しみながら作品を鑑賞していた。菅原さんは岩ケ崎高、日本大芸術学部を卒業後、広告会社などでパンフレット、ちらし、酒やチョコレートのラベルなどをデザインした。昨年にギャラリーでの個展を企画していたが、コロナ禍で中止となり、その後に体調を崩して入院。自らの手で作品を荷ほどきするのを励みに闘病していた。亡くなった後に妻まり子さん(72) と娘の渡辺舞さん(40) が新作を発見したという。


(最終更新2022/09/27/Tue/16:35:16)



9月28日付
29日から一般質問
 大崎市議会9月定例会は29日から一般質問に入る。土、日曜の休会をはさみ10月4日まで4日間の予定。事前通告者は22人。鳴子温泉地域で民間企業が手掛ける大規模風力発電事業の是非、記録的大雨(7月中旬)での名蓋川決壊と内水氾濫を踏まえた対応、市独自の新型コロナウイルス感染症対策など計65項目について執行部をただす。

大崎広域防火ポスター
 大崎広域消防本部は22日、本年度の「大崎広域防火ポスターコンクール」の入賞作品を決定した。最優秀賞には、新田結以さん(不動堂小5年)の作品が選ばれた。新田さんの作品は来年度から1年間、管内の防火広報に活用される。同コンクールは、児童の火災予防の知識を育むことなどを目的に、大崎地方1市4町の小学生を対象に実施。今回は35校から、前回より9点多い146点の応募があった。審査会は同本部庁舎で行われ、県北部教育事務所や大崎市教育委員会の担当者が応募作品をじっくりと評価。最優秀賞1点のほか、優秀賞と優良賞各6点(各学年1点)を決めた。大崎地域婦人防火クラブ連合会長、同本部消防長の特別賞も3点ずつ選んだ。新田さんの作品は、コンロやたばこの火を消した絵を描き、「『火を消した?』これがあいさつ」と標語を入れている。来年4月から1年間、2023年度大崎広域防火ポスターとして、火災予防広報に活用される。

発生届 県北部初の1桁
 県と仙台市は26日、県内で514人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。19日(453人)から13・5%増加し、前の週の同じ曜日を2日連続で上回った。一方で重症化リスクや妊娠などの理由から発生届が出された新規患者(仙台市除く)は34人と、同様の発表が始まった3日以降では20日と並んで最少タイ。特に県北部11市町村では7人と初の1桁で、落ち着きを取り戻しつつある。

健康状態フラッと確認
 予約なしで専門家に健康や医療を相談できる「フラッといしかいサロン」が17日、大崎市図書館で開かれた。今回はさまざまな測定機器で健康チェックができる拡大版。約100人が訪れ、自身の健康状態を確かめていた。いしかいサロンは、市民の医療や介護、健康への不安を解消しようと、大崎市医師会などが2018年に始めた。本年度は6月から来年2月までの月1回、保健師や栄養士による健康、栄養相談を無料で行っていて、このうち9月と2月は拡大版とした。明治安田生命が協力し、参加者の血管年齢や骨密度、自律神経などを専用の機器で無料で測定し、資料に基づいてアドバイス。手のひらの皮膚のカロテノイド量をセンサーで測定し、直近1カ月間で取った緑黄色野菜の充足度を120段階で可視化する「ベジチェック」もあり、参加者は自分のポイントを確認し、今後の食生活でどのように緑黄色野菜を取り入れたら良いかを栄養士と相談していた。

交通死亡事故1000日
 涌谷町は17日で交通死亡事故ゼロ1000日を達成し、村井嘉浩知事と原幸太郎県警本部長からそれぞれ「褒状」が贈られた。22日、伝達式が町役場で行われた。涌谷町では、2019年12月21日に同町桑木荒の国道108号で普通乗用車と大型トラックが正面衝突し、乗用車を運転していた女性が亡くなって以降、交通死亡事故は発生していない。


(最終更新2022/09/27/Tue/16:35:03)



9月27日付
キリバスから温暖化学ぶ
 太平洋中央部の島国キリバス共和国が地球温暖化で直面している危機を伝える講話が22日、大崎市古川北小であった。講話を聞いた児童たちは、地球温暖化を止めるために自分たちができることについて考えた。ストップ温暖化センターみやぎが、環境省の「地域における地球温暖化防止活動促進事業」の補助を受けて行っている「SDGs環境出前講話」のキリバス編。日本キリバス協会代表理事のケンタロ・オノさん(45)が講師を務めた。講話では同国の青い空や海、のどかな気風の人々、魚中心の食生活などを写真や映像で紹介。漁業を通じた日本との深い関係も語った上で、「キリバスが地球温暖化で、2050年には国土の25〜80%が沈んでしまう」と、海岸の浸食や真水が飲めなくなった影響で村がなくなった事例を語った。

県境越えてキャンペーン
 【栗原支局】若柳署、岩手県一関署と両署管内の交通安全関係団体の合同キャンペーン「第28回交通・地域安全ボーダレス作戦」が22日、栗原市金成の国道4号上り線沿いにある金成チェーン着脱場で行われた。関係者約50人が参加し、ドライバーに交通安全を呼び掛けた。若柳署管内の栗原市北部と、一関署管内の一関市西部や平泉町は国道4号や東北道などが走り、仕事や買い物などで日常的に県境を越える車が多いことから、例年は春の交通安全運動(4月6〜15日)期間中に地域安全運動も併せて合同キャンペーンを実施している。ことしはコロナ禍で秋に延期したこともあり、名称は変えないものの交通安全に特化した活動とした。


(最終更新2022/09/26/Mon/16:14:26)



9月27日付
崑峯寺と清水寺「令和の再会」
 涌谷町・箟峯寺の住職が、ゆかりのある京都・清水寺の住職と対談する「令和の再会」が10月9日、同町で開かれる。約1200年前に創建された箟峯寺が、長らく途絶えていた清水寺との交流を実現させる。これに合わせ、33年に1度御開帳される秘仏の特別一般公開も行う。箟峯寺は807年に坂上田村麻呂により創建され、本尊の十一面観世音菩薩は清水寺から勧請されたと伝わる。その後は箟峯寺の宗派が変わったこともあり、両寺の交流は途絶えていたという。一方、1864年には箟峯寺の佐々木了章貫主(83)の先祖が京都を訪れた際、清水寺に立ち寄っており、両寺の資料にその記録が残っている。当日は、清水寺の大西英玄執事補(44)=同寺成就院住職=が来町。箟峯寺の佐々木貫主と対面し、1200年の年月やコロナ禍などをテーマに対談し、一緒に勤行を行う。2年前、350年ぶりにかけ替えられた「令和の鐘」も鳴らす。

3日ぶり前の週上回る
 県と仙台市は25日、県内で858人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日(801人)から7・1%増加し、前の週の同じ曜日を3日ぶりに上回った。23日が祝日で医療機関の多くが休業し、その翌日の24日に受診者が集中したためとみられる。19〜25日の1週間の合計感染者数は5341人となり、前の週の7246人から26・3%少なくなった。換気しやすい天候が続いていることもあり、減少傾向が続いている。

吉田川の「流域治水」推進
 吉田川の「流域治水」推進に向けた会合が21日、大崎市鹿島台の鶴田川沿岸土地改良区事務所で行われた。国と県の河川や農政関係者、市町職員など約30人が出席し、近年多発する豪雨の傾向や被害状況、流域治水の取り組みなどについて情報を共有した。流域治水は、気候変動の影響による水災害の激甚化、頻発化などを踏まえ、河川流域に関わるあらゆる関係者が協働して治水対策を行う国土交通省の河川施策。会合は関係機関が治水対策の方向性を確認し、それぞれの活動に役立ててほしいと同改良区が初めて企画。千葉榮理事長は「『爐澆梱瓩ら守る流域治水』を合言葉に、吉田川の治水対策を全国のモデル事業にしたい」とあいさつした。会合では、東北地方整備局河川部の福田修地域河川課長が「流域治水の推進について」と題し、8月の大雨による東北各地の被害状況を説明。流域治水を実践する上で、「これまでのように河川改修などのハード面だけでは対応できない。住まい方の工夫や災害からの早期復旧、復興のための対策といったハード、ソフト一体で多層的に進めることが必要」と述べた。

高泉淳子さんがエール
 古川商工会議所女性会の「女性経営者公開講演会」が21日、大崎市古川のグランド平成で開かれた。大崎市古川出身の役者・劇作家・演出家、高泉淳子さん(おおさき宝大使)が講演し、幼少期のエピソードや表現へのこだわりなどを語った。この日は「夢見る頃の少女の気持ちで」と題して講演。テレビっ子だった幼少期、10歳で経験した父の死、大学受験で浪人した際に背中を押してくれた母など、さまざまなエピソードを紹介した。役者として細部にまでこだわる表現活動についても語った。初対面の人とする会話など、「表現は役者だけでなく、皆さんも生まれた瞬間から最期までしている」と述べ、重要なことはうまい下手ではなく「とにかく丁寧に気持ちを込めて、『相手の心に伝わればいいな』と思ってすること」と伝えた。また「『こうありたい』『これが好き』という思いは、年をとっても変わらないもの。それにふたをしてはいけない」といい「待っていても何も起こらない。『こうなりたい』と思い続ければ願いはかなう。出会いを大切にしてほしい」とエールを送った。

快挙もバネに自己研さん
 【栗原支局】東北職業能力開発大学校(栗原市築館照越)の専門課程住居環境科1年菊地和真さん(18)は、7月に広島県で行われた第17回「若年者ものづくり競技大会」の建築大工で、全国2位タイに当たる銀賞を受賞した。高校時代から夢見ていた大会に初出場しての快挙だが「先輩の成績に及ばなかった」と悔しがり、その思いをばねに自己研さんに励む日々を送っている。


(最終更新2022/09/26/Mon/16:14:09)






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