20260
バックナンバーニュース

2023年6月
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 






2023/6/9(Fri)
草刈り作業に汗流す
 メットライフ生命保険は2日、植樹活動を行っている大崎市鳴子温泉川渡地区のエコラの森で、初の下草刈りを実施した。同社創立50周年記念事業「100年後に生きる子どもたちに感謝される森づくり」の一環。同社は、エコラの森を管理するNPO法人しんりんと昨年から協力し、広葉樹や針葉樹の苗木1250本を森に植栽。森から出た建築端材で箸を作り、宮城、東京、長崎の児童養護施設などに寄贈する社会活動にも取り組んでいる。同法人の大場隆博理事長によると、下草刈りは森を管理する上で「一番大変な作業」だが、この日は志願した社員47人が参加。雨が降りしきる中、約70アールの植栽地に生い茂った草を鎌や電気式刈り払い機を使って刈り取っていった。大崎市管工事業協同組合青年部は2日、同市鳴子温泉字星沼にある青山浄水場の草刈りなど環境美化活動に取り組んだ。また、浄水場周辺の別荘地に点在する空き家の漏水調査も行った。同組合に加盟している事業所の52歳以下の経営者や後継者らで組織する青年部は、発足した1992年から水道週間(6月1〜7日)に合わせ、水源地や水道施設の環境美化、点検のボランティア活動を行っている。この日は21人が参加。浄水場の敷地内は春先の好天もあり、1メートル以上に成長した雑草が生い茂っている状態。雨が降るあいにくの天気だったが、会員たちは草刈り機などを使って作業に汗を流した。

米山で時津風相撲大会
 登米市米山町の道の駅米山相撲場で4日、「第2回時津風相撲大会」(実行委員会主催)が開かれた。県内外の未就学児と小中学生約50人が出場。6部門に分かれて白熱した取り組みを繰り広げた。米山町は第3代横綱、丸山権太左衛門の出身地。相撲大会を通して地域の活性化と相撲の普及を図ろうと、地元の丸山相撲クラブなどで構成する実行委員会が昨年に続いて開いた。土俵では、自分より大きな力士を負かそうと懸命に挑戦する子どももいて、仲間や保護者から大きな声援が送られていた。栗原市瀬峰出身で大相撲時津風部屋の大畑も駆けつけ、子どもたちに胸を貸した。各部門の上位4人は横綱、大関、関脇、小結として表彰された。

若い音楽の才能発掘
 音楽を学んでいる県内の子どもたちの才能を発掘、応援するオーディションが25日に仙台市内で開かれる。日本とニューヨークを拠点に活躍する大崎市古川出身のソプラノ歌手、青木麻菜美さんらが審査員を務め、選抜された10人には「大阪国際音楽コンクール」予選の出場費などが支援される。オーディションは、文化事業団体「虹のさかなプロダクション」(仙台市)と「米国NPO法人9・11風の環メモリアルコンサート」(ニューヨーク)が主催。将来、世界に羽ばたいていけるような若い音楽の才能発掘を図ろうという初の試みで、県内出身、在住のピアノ、声楽、バイオリン、管楽器を学ぶ小学生から高校生までが対象。

活き生き田園フェス
 県北屈指の穀倉地帯、美里町南郷地域で10、11の両日、農村にちなんだイベントを通じて農家と生産者が触れ合う「活き生き田園フェスティバル」が開かれる。「自称・世界一の大俵」を率いるパレードや長ぐつ飛ばし大会など米どころならではの催しがめじろ押し。15年ぶりに刷新された大俵とともに4年ぶりに通常規模で開催する。町民総出でまちおこしを図ろうと、町物産観光協会や遠田商工会などの農商工団体を中心につくる実行委員会が主催。大崎タイムスなど後援。同町最大の祭りの一つで、34回目のことしはコロナ禍前の1万5000人の人出を見込む。

「ハクチョウのために」
 大崎市古川福浦で便利屋を営む落合一夫さん(69)は5月31日、古川江合川河川公園・白鳥広場の草刈り作業に取り組んだ。同広場付近にとどまるハクチョウの保全を目的に始めたボランティア活動は、ことしで10年目。「体が続く限りは続けたい」と語っている。落合さんによると、けがなどが原因で同広場付近にとどまっているハクチョウは現在16羽。ボランティア活動はハクチョウをはじめ、野生動物を保護したい思いで始め、草刈りや樹木の枝打ち、剪定作業などを年5〜6回行っている。ことし最初の活動となったこの日は、従業員と2人で草刈り機を使って3時間かけて雑草を刈り取った。広場には空き缶や紙くずなど投げ捨てられたごみが目立ち、家具や電化製品、オイル缶などが不法投棄されていることもあるといい、可能な範囲でごみ処理にも汗を流している。

食もライブも買い物も
 「栗原フェス2023」が5月28日、栗原市鶯沢の細倉マインパークで開かれた。手作り品のマルシェ、キッチンカー、よさこい、ライブなど盛りだくさんの内容で、雨模様にも関わらず大勢の人が訪れ、思い思いに楽しんでいた。昨年に続き2度目。栗原市志波姫地域でコミュニティーカフェ・ルリアンを営む佐々木千鶴子実行委員会代表が、地元の人に多く来てもらえるよう、田植えが落ち着くこの時期に計画した。佐々木代表と交流がある出店者や、普段からマインパークに出店しているキッチンカーに呼び掛け、23店舗を集めた。屋根がある野外ステージでは、伸びやかな歌声が心地よいカントリーバンドや和太鼓グループ、高校生バンドが出演。客席ではキッチンカーで買い求めた食事を囲み、多くの人が演奏を楽しんだ。

新型コロナウイルス 前週から29・2%増加
 県は8日午前、第22週(5月29日〜6月4日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所(大崎市など2市4町)管内の定点医療機関では、新型コロナウイルスで62人の感染が報告され、前の週(48人)から29・2%増加。県全体も467人となり、前の週(449人)から4・0%増えた。圏域ごとの定点医療機関での新型コロナ報告数は▽塩釜106人(1定点医療機関当たり6・63人)▽大崎62人(同6・2人)▽仙南39人(同5・57人)▽仙台市207人(同5・05人)▽石巻49人(同4・9人)▽気仙沼4人(同1人)。大崎と仙台市で増えたが、このほかの3圏域で減った。


2023年6月の日記をすべて読む



shiromuku(cu)DIARY version 2.02