10692
バックナンバーニュース

2022年9月
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 






2022/9/29(Thu)
アメリカザリガニを食材に
 希少淡水魚「シナイモツゴ」が生息するため池から駆除した外来種のアメリカザリガニを食材として活用する取り組みが、大崎市鹿島台で行われている。市内外の飲食店や高校生らがザリガニを使った料理を提案するなど、鹿島台の新たな特産化に向け模索を続けている。シナイモツゴの保護や環境保全活動に努める鹿島台の「シナイモツゴ郷の会」は、アメリカザリガニを大量捕獲できる「連続捕獲装置」を開発。ため池に設置し、1週間に100匹前後、多いときで200匹近くを捕獲することから、大量のザリガニを消費する有効利用法を探ってきた。そこで2019年、仙台市内の中華料理店と共同でメニューを創作。現在では安定して販売できるまでになったため、25日、地域住民や関係者約40人を対象に鹿島台公民館で試食会を初めて開催。アメリカザリガニを使った料理に理解を深めてもらって駆除したザリガニの販売につなげ、いずれは活動資金の一助にしたいというのが狙い。この日、提供されたメニューは、仙台の中華料理店のマーラーとニンニク炒め、小型ザリガニのチリソース和え、南郷高の生徒が考案したスープと小型ザリガニの素揚げ、米国ルイジアナに暮らしていた仙台市の主婦によるザリガニ入りルイジアナ郷土料理など6品。

「ささ結」たわわに
 デビュー8年目を迎えたブランド米「ささ結」の稲刈り体験が25日、同市古川小林の坂井農産の田んぼで行われた。参加者はたわわに実った稲穂を手作業で刈り取り、新米も試食した。「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」とDate fm(エフエム仙台)が共催し、2016年から行っている「ささ結アグリ体験」の一環。ことしは3年ぶりに一般参加者を募って実施し、5月に植えた稲が無事収穫を迎えた。この日は県内のほか、福島県いわき市、神奈川県藤沢市から親子連れなど約30人が参加。タレントのワッキー貝山さん(52)が司会進行を務めた。前日の雨から一転して好天に恵まれ、地面もぬかるみのない絶好の稲刈り日和となり、参加者たちは鎌を手に田んぼへ。坂井さんから指導を受け、稲を根元から丁寧に刈り取っていった。

自作の油絵4点寄贈
 大崎市古川北町の元中学校教員、佐々木利明さん(88)が26日、自作の油彩画4点を市教育委員会に寄せ、活用してもらうことに期待を込めた。佐々木さんは美術教員として田尻、松山、三本木、古川各中学校などの教壇に立った。退職後も創作活動に打ち込み、かつて勤務した学校の一部に自ら描いた絵画を贈っている。今回寄贈したのは、欧州へのスケッチ旅行で描いた絵で、いずれもF80サイズ(約1叩潴鵤院Γ記叩法パリとベネチアの街並みや運河を油絵特有の色の深みとつやで表現した。

3日連続前の週上回る
 県と仙台市は27日、県内で820人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日(351人)の2・3倍に達した。20日は祝日の翌日で検査結果が少なかった影響もあるとみられるが、3日連続で前の週の同じ曜日を上回った。栗原市の高齢者施設では6人の感染が判明し、クラスターと認定された。同市内のクラスターは9月だけで7件目で、大崎市と並んで県内最多。

初心に帰って慎重に
 高齢ドライバーを対象とした講習会「シルバー交通大学」が22日、涌谷町北田の涌谷自動車学校で開かれた。参加者が自身の運転技術を見直し、安全運転の意識を高めた。秋の交通安全県民総ぐるみ運動(21〜30日)の一環。70〜80代の町民10人が参加し、認知機能検査の体験や運転技能の実技を行った。実技では教習コースを走行し、運転技術を確認。狭い場所での方向変換は、ミラーで縁石の位置を確認しながら慎重にハンドルを切ってクリアした。路上にジグザグに置いた水風船をタイヤで割ってもらうことで、タイヤの位置を正確に把握できているかをテスト。複数個を割る人もいた一方、1個も割れなかった人もいて、自身の車両感覚を見直す機会になった。

さくらの湯420万人
 大崎市田尻の「加護坊温泉さくらの湯」が25日、入館者420万人を達成した。コロナ禍に伴い、想定よりやや遅い節目となった。420万人目は登米市中田町から足しげく通う及川晃さん(47)。「さくらの湯はのんびりとした雰囲気で過ごしやすい」とリピートの理由を語りつつ、くす玉割りと記念品、花束で盛大な祝福を受けると「まさか自分が節目に当たるなんて」と驚いていた。

オミクロン株対応ワクチン接種始まる
 【登米支局】登米市の南方保健センターで27日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンの集団接種が始まった。県北部では富谷市や黒川郡3町村と並び最も早い接種開始。市内13医療機関も10月17日から同ワクチン接種を始める。初日は教職員、3回目未接種者、エッセンシャルワーカーを中心に予約した約100人が来場。検温後に医師の問診を受け、三つ設けられた接種ブースで看護師にワクチンを接種してもらった。南方町の主婦(60)は「26日にかかりつけ医で4回目接種を予約していたが、27日からオミクロン株対応ワクチンが接種できると聞き予定変更した」という。

新田小児童が稲刈り
 【登米支局】登米市迫町の農業生産法人、伊豆沼農産のふゆみずたんぼ(冬期湛水水田)で26日、同市新田小4年生16人が稲刈りを行った。東京都中央区の阪本小ともオンラインで結び、5年生20人に農作業の様子を披露した。伊豆沼農産は2012年以降、地元の新田小児童に田植え、生き物観察、稲刈りと一連の農業体験学習を実施している。阪本小のオンライン参加は、1月に登米市と「ワーケーション等を通じたサステナビリティ活動の推進に係る連携協定」を締結した日本橋兜らいぶ推進協議会(東京都中央区)から依頼されたことから、本年度初めて受け入れた。

「一閑張り」2日間の体験会
 【栗原支局】栗原市花山草木沢、県こもれびの森森林科学館で18日と25日、一閑張り作りの体験会が開かれた。2日間コースに市内外から集まった10人は、仙台市内でも教室を開いている狩野久美子さん=一迫=の助言を受け、天然素材だけを使って自然の魅力が光る一品に仕上げた。一閑張りは竹や木で組んだかごなどに和紙を張り、柿渋を塗って仕上げる伝統工芸。柿渋は耐久性を高める効果があり、時とともに色合いの深みを増す。着物や洋服の生地、レースで自分らしさを表現する楽しさもあり、狩野さんは「何度でも直して使える、使い捨ての対極にある物。今の時代、もっと注目されていい」と話す。


2022年9月の日記をすべて読む



shiromuku(cu)DIARY version 2.02