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2023/10/5(Thu)
ヒガンバナ見頃
 大崎市古川小野の羽黒山公園は、ヒガンバナが見頃を迎えている。長引いた残暑の影響で開花が例年より2週間近く遅れたものの、丘陵を赤くきれいに染め、訪れる人の目を楽しませている。同公園はヒガンバナの群生地として知られ、1976年から地域住民が環境整備を実施。現在は地元ボランティア「羽黒山をきれいにする会」が下草刈りや株分けを行っている。そうした成果もあり、満開になると15万本が咲き誇る。ことしは残暑が厳しかったため、なかなか花芽が成長せず、ぽつぽつ咲き始めたのは9月下旬になってから。9月末になって最低気温が大きく落ち込んだことで、一気に開花が進んだ。

千葉さん(加美)に畜産局長賞
 2023年度県総合畜産共進会乳用牛の部(県畜産協会主催)が9月28日、美里町のみやぎ総合家畜市場で開かれ、県内一円から出品されたホルスタイン種が審査を受けた。月齢(1歳未満〜5歳以上)と出産経験別に10区分に合わせて30頭が出品された。このうち大崎地方の生産者や加美農業高など県北部から出品されたのは15頭で、全体の半数を占めた。県畜産試験場の菊地武場長ら審査委員3人が、各牛の頭や肩、尻など部位ごとの釣り合いや肉付き、乳房の発達ぶりなどを100点満点で審査した。上位2頭に贈られる名誉賞とともに農林水産省畜産局長賞に入ったのは、加美町下多田川の千葉義文さん(46)。30年近くにわたり乳牛を飼養していて、12年ぶりの名誉賞受賞となった。

「エコ通勤」認証取得
 大崎市は2日、JR陸羽東線の利用拡大に向けて取り組む公共交通通勤デーが高く評価され、「エコ通勤優良事業所」の公的認証を得たと発表した。市自ら旗振り役となり、ほかの官公庁や民間企業にも通勤利用の輪を広げていきたい考えだ。国土交通省と交通事業者らでつくる「公共交通利用推進等マネジメント協議会」の認証制度で、職場ぐるみで環境負荷の少ない交通手段に転換してもらうことが狙い。同市の取得日は9月29日付。県内自治体では名取市に続き2カ所目という。毎月第2、第4水曜を公共交通通勤デーと定めている同市。開始時(5月10日)は対象職員794人の17・4%が陸羽東線を含む公共交通機関で通勤したが、夏場(8月23日)になると10・3%まで落ち込んだ。市陸羽東線利活用推進室は「猛暑の影響」と分析。「認証取得を機に再度(職員に)周知し、利用拡大を図りたい」と意気込む。

細倉の暮らしに思いはせ
 栗原市鶯沢の旧細倉鉱山の暮らしを写真に収め続けた寺崎英子さん(1941−2016年)を振り返るトークイベントが9月30日、栗原市栗駒岩ケ崎、みちのく風土館で開かれた。寺崎さんの家族や知人らが駆け付け、写真を見ながら当時の暮らしに思いをはせた。ことし3月に完成した写真集「細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム」の出版を記念し、風土館で開催中の第1回くりこま古本市の一環として開かれた。寺崎さんが急逝する前年に延べ1万3000カットのネガを託された仙台市の写真家小岩勉さん(61)が、寺崎さんの作品を投影しながら写真集完成までの経緯を語った。

高校生校史にお金の使い方学ぶ
 栗原市栗駒南小で9月27日、お金の流れや使い方を学ぶ授業が行われた。5年生17人が岩ケ崎高1年7人の講師を迎え、収入に合わせて支出する「やりくり」の大切さを学んだ。お金に関する知識や判断力を育成する東北財務局の取り組みで、多重債務者の未然防止にもつなげる狙い。高校生の理解力やプレゼンテーション能力を高める場でもある。高校生は「家の人は働いて得たお給料から税金や保険料を支払い、家族の暮らしを支えている」と説明。労働に見立てたゲームをしながら、収入に合った旅行計画を考えてもらった。


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